イタリアのレヴァンテ社が日本で評価された極上オリーブオイルの魅力

イタリアのレヴァンテ社が誇るオリーブオイル、ダブル受賞の背景

イタリアは美食の国として知られ、その中でもオリーブオイルは特に重要な役割を果たしています。今年のJapan Olive Oil Prize 2025（JOOP）では、イタリア・プーリア州に拠点を置く老舗オリーブオイルメーカーのレヴァンテ社が、初めてエントリーしたオリーブオイル2種類で見事にダブル入賞を果たしました。この賞は、非常に権威のある国際的なコンテストで、500銘柄以上のエクストラバージンオリーブオイルの中から厳正に選ばれるため、入賞は大変な名誉と言えます。

レヴァンテ社の誇り、コラティナ種

レヴァンテ社は1902年に創業され、イタリアのプーリア州アンドリアでオリーブ農園を運営しています。特に、同社のオリーブオイルの原料である「コラティナ種」は、この地域で生産される特別なオリーブの品種で、強い青みがかったスパイシーな味わいが特徴です。苦味と辛味がバランスよく含まれているため、料理の仕上げとして利用されることが多いです。

レヴァンテ社のオリーブオイルは、自社で栽培から製造、パッケージングまですべての工程を担当しています。多くのメーカーが他社からオリーブを調達しているのに対して、レヴァンテ社は自社農園で育てたオリーブのみを使用しており、特にポリフェノールを豊富に含むコラティナ種を重視している点が強みです。

入賞したオリーブオイル2種類の特性

以下に、入賞した2商品の詳細をあげてみましょう。

1. D.O.Pテッラディバーリ・カステル・デル・モンテエクストラバージンオリーブオイル

当商品は、自社農園内でD.O.Pとして認証された区画で育てられたコラティナ種100%のオリーブオイルです。肉料理やグリル野菜に最適なオイルで、750mlと250mlのサイズ展開があり、贈り物にも喜ばれる商品です。

2. ユーロナチュラーレ JAS認定オーガニックエクストラバージンオリーブオイル

こちらは、コラティナ種と低温圧搾したギリシャ産コロネイキ種をブレンドしたオーガニックオリーブオイル。青みと果実味のバランスが素晴らしく、500mlで購入が可能です。

独自の製法と環境への配慮

レヴァンテ社は、低温圧搾法を用いてオリーブを搾油しています。この方法はオリーブの香りや成分を最大限引き出すもので、その結果として、より濃厚で個性的なオリーブオイルが誕生します。また、オリーブ畑は搾油所の隣に位置しているため、収穫したオリーブをすぐに搾ることができ、品質が維持されます。

さらに、レヴァンテ社は環境にも配慮し、エネルギーは太陽光パネルなどによって自社で生成されています。このような取り組みは、現代のエコロジカルな消費者にも支持されています。