2025年度「世界最高米」原料玄米決定
2025年度の「世界最高米」が、長野県と岐阜県から4品が選ばれたことが発表されました。この取り組みを行っているのは、東洋ライス株式会社です。このプロジェクトは、日本産米の価値を高め、農業生産者たちに希望を持ってもらうことを目的としています。
「世界最高米」プロジェクトは、国際的な食味のコンクール、米・食味分析鑑定コンクールによって選ばれた金賞受賞米の中から、さらにその中でも特に優れたものを東洋ライスが独自の基準で厳選したものです。栄養素や生命力を最大限に引き出すための加工技術により、金芽米として再加工されて販売されます。今回認定された原料玄米は、7月からの10周年企画に向けて熟成や精米などの工程を経る予定です。
認定された4品の生産地と生産者
長野県と岐阜県から選ばれたのは、以下の4品です。これらの玄米は、すべて金賞を受賞した代々の努力とこだわりによって育まれたものです。
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岐阜県:大田ファーム(コシヒカリ)
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長野県:木島平米ブランド研究会(ゆうだい21)
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岐阜県:白川村美味しい米づくり研究会(ゆうだい21)
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長野県:小諸市(コシヒカリ)
これらの生産者たちは、それぞれ独自の栽培方法や地域の特性を活かしたお米作りを行っています。
生産者の声
各生産者は、自身のお米作りに対する情熱や地域の特色について、以下のように述べています:
> 「我が家は夫婦だけで行っている小さな農家ですが、白川郷という美しい場所での農業に誇りを持っています。自然の恵みを大事にしながら、これからも美味しいお米を作り続けていきます。」
> 「豪雪地帯特有の厳しい条件の中、自然環境に恵まれたこの地域で、少ない圃場ながらも美味しい米作りに心血を注いでいます。今後もさらなる美味しさを追求していきます。」
> 「難易度の高い国際総合部門で金賞をいただき、本当に感激しています。自然を活かした米作りを続けていきたいです。」
> 「標高の高いかたで、特別栽培米を作っています。お米が受ける自然の恵みを大事にし、美味しいお米を作れるよう努力致します。」
東洋ライスの企業概要
- - 設立: 1961年
- - 資本金: 1億円
- - 主な事業内容: 金芽米や無洗米の加工・製造・販売
- - 本社所在地: 東京都中央区銀座
- - 公式ウェブサイト: 東洋ライス
日本の米文化を支える「世界最高米」。その生産者たちの熱い思いや努力が詰まったお米を、ぜひ一度ご賞味ください。お米の魅力を再発見する機会にもなります。