チーズの祭典「チーズフェスタ2025」
2025年11月11日から12日、東京・恵比寿で行われる「チーズフェスタ2025」では、ニュージーランドのグラスフェッドチーズの素晴らしさが紹介されます。このイベントは、チーズの新たな魅力を発見できる貴重な機会であり、多くのチーズ愛好家にとって楽しめる内容が盛りだくさんです。
フォンテラジャパン株式会社が主催するこのフェスタの今年のテーマは「世界のチーズと、恵比寿で出会う」。このテーマのもと、グラスフェッドチーズという特有の製造方法が注目を集めます。グラスフェッドとは、野生の牧草を食べて育った乳牛から得られるミルクで作られたチーズのこと。ニュージーランドの広大な牧場で、乳牛たちは自然の中で自由に放牧され、その結果として生まれるチーズは、風味豊かで栄養価も高いと評価されています。
グラスフェッドチーズの魅力
グラスフェッドチーズは、ニュージーランド特有の栄養管理とアニマルウェルフェアを重視した製造方法から生み出されます。乳牛たちは、自然豊かな環境で放牧され、のびのびと過ごすことで健康的に成長します。このプロセスにより、乳製品の温室効果ガス排出量も低く、持続可能な開発目標(SDGs)への貢献も期待されています。
また、チーズフェスタでは、特に「ニュージーランドのグラスフェッドチーズとは?」というタイトルのプレゼンテーションが行われ、来場者にはフォンテラのスピーチや特別な試食品が提供されます。試食メニューには、グラスフェッドクリームチーズを使用した「マヌカハニー和え」や、エグモントチーズを使った「チーズのミニピザ」が登場し、風味豊かなチーズを直接体験することができます。
最新のチーズ需要について
2024年度のチーズ需給表によれば、日本国内におけるチーズの総消費量は、前年を上回る32万6千トンに達しました。この背景には、外食産業の需要拡大が影響していると考えられます。業界全体がチーズの新たな楽しみ方を提案し、消費者にアプローチを行っており、フォンテラジャパンもこの流れに乗って、様々なイベントを通じた情報発信を行っています。
イベント詳細
「チーズフェスタ2025」は、以下の概要で開催されます。
- - 日時: 2025年11月11日(火)11:00~19:00 / 12日(水)10:30~18:30
- - 会場: EBiS 303(東京都渋谷区恵比寿1-20-8エビススバルビル3F)
- - 入場: 無料(事前予約不要)
- - 対象: 一般の方
- - 主催: チーズ普及協議会、日本輸入チーズ普及協会
チーズの魅力を存分に味わい、新しい知識を得る絶好のチャンスです。ぜひ、多くの方々に足を運んでいただき、美味しいチーズの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。