イートアンド、外国人就労者の活躍を支える新人事評価制度を発表
株式会社イートアンドホールディングス(東京ヘッドオフィス:東京都品川区、代表取締役社長:仲田浩康)は、2025年3月から新しい人事評価制度を導入することを発表しました。この制度は、特に特定技能外国人の職場での活躍を促進することを目的としています。
特定技能外国人の現状
イートアンドグループでは、2025年2月末時点で、7か国から443名の技能実習生や特定技能就労者が活躍しています。その中でも特に注目すべきは、特定技能外国人が飲食料品製造業や外食業において、特定技能2号技能測定試験を受験し、2024年11月には合格者数が18名中16名に達したことです。これにより、日本国内での新たなキャリアを築く道が開かれています。
新人事評価制度の導入理由
イートアンドグループは、特定技能外国人が自身の仕事内容や安定した就労状況に満足し、さらなる昇進や昇給によって活躍できるよう、加盟店全体で新人事評価制度を導入することを決定しました。この制度は、特定技能外国人のスキルや経験に基づいて等級制度を設けることから始まり、希望者には所属長とのステップアップ面接も複数回実施される予定です。
また、特定技能2号合格者だけでなく、現在正社員と同等の勤務を行っている特定技能1号のスタッフにも、正社員採用の機会を提供する方針です。
外国人就労者へのサポート体制
イートアンドグループは、外国人就労者の増加が国内の労働力不足を解消するための重要な要素であると認識しており、評価制度を通じて従業員のモチベーション向上と組織目標達成を支援しています。異文化を尊重し、母国語でのサポートを行う人事担当者が、労働環境や生活面のサポートを実施し、特定技能資格の取得をチャンスとして利用するよう促しています。
サステナビリティへの取り組み
イートアンドは、働く人々や地域社会、地球環境を大切にし、持続可能な社会の実現を目指しています。その一環として、「Eat+&の幸せ」を次の世代に引き継ぐための7つの重点取組みテーマを設け、環境、社会、ガバナンスの視点からの活動を強化しています。食品ロス削減や地域との共生、ダイバーシティの推進、健康経営に至るまで、多岐にわたる取り組みを進めています。
まとめ
イートアンドグループの新しい新人事評価制度は、特定技能外国人の成長を助け、さらなる活躍を支援するための大きな一歩です。労働力不足という課題を解決し、多様性を尊重した職場環境を実現することで、全ての従業員がより良い未来に向かって進むことが期待されます。