ルイ・ロブション、パリでの快挙
ルイ・ロブションが2025年10月29日にフランス・パリで開催された「サロン・デュ・ショコラ パリ 2025」において、最高賞「AWARD」と金賞「Tablette d’Or」をダブル受賞しました。この輝かしい成果は、株式会社AXIAが展開するスイーツブランドが誇るもので、美食家たちの注目を集めています。
ショコラ界のミシュランガイドとも称されるC.C.C.
「Club des Croqueurs de Chocolat(C.C.C.)」は、1981年にフランスで設立され、世界中のショコラブランドを審査する権威ある評価機関です。毎年、約700ブランドの中から選ばれる「AWARD」は、審査員全員が満場一致で決定される最高の栄誉です。特にフランス国外に本店を持つブランドが受賞する機会は少なく、ルイ・ロブションがその一員であることは、フランスと日本の美食文化を繋げる重要な証しと言えます。
受賞したテーマ「アライアンス」
今回の受賞テーマ「Alliance(アライアンス)」について、ルイ・ロブション氏は異なる文化や素材の融合が生み出す調和の重要性を語っています。「Award des Alliances(アライアンス賞)」は、異なる素材と技術を最も美しく融合させたショコラティエに贈られるもので、ルイ・ロブションが生み出した4粒のショコラが受賞に輝きました。
受賞作ラインナップ
1.
白トリュフ & コンテチーズ
イタリア・アルバ産の白トリュフとフランス産18か月熟成のコンテチーズを使用したショコラ。ミルクチョコレートで包まれることで、旨味と香りの絶妙な調和を演出しています。
2.
伊豆本わさび
静岡県伊豆市で無農薬栽培された本わさびを用いたショコラ。茎と葉を醤油やみりんでマリネし、ダークショコラとの絶妙なハーモニーを実現しました。
3.
梅酒 〜悠久の梅雫〜
秋田県・金紋秋田酒造の12年熟成古酒を基に、和歌山県の南高梅との組み合わせが生み出す、果実味と酸味の繊細なバランスを楽しむことができます。
4.
プラリネ・バタックベリー
インドネシアのスマトラ島から取り寄せたバタックベリーを使用したショコラで、薔薇と山椒を思わせる豊かな香りが特徴です。
ルイ・ロブション氏のコメント
授賞式では、ルイ・ロブション氏が「私たちの生産者に国境はない」と語り、異なる文化や素材を融合させることが新たな可能性を生むと信じています。「違いを恐れず、アライアンスとハーモニーを求め続けることこそが、私たちのショコラを独自のものにしています。」と述べています。
ブランドの魅力
ルイ・ロブションは、フレンチ料理の巨匠ジョエル・ロブション氏の血を引くブランドで、美食とも言えるスイーツを展開しています。フレンチの技術をベースにしながら、日本と世界各地の特別な素材を取り入れ、料理とスイーツの境を越えた新しい感覚を提供しているのです。
店舗情報
- - Pâtisserie Louis Robuchon(芦屋)
兵庫県芦屋市船戸町1-6
営業時間:10:00〜20:00/不定休
TEL:0797-23-0233
- - Écrin de Louis Robuchon(表参道)
東京都港区北青山3-6-12 Echika表参道
(東京メトロ表参道駅構内)
営業時間:平日・土曜10:00~22:00/日曜・祝日10:00~21:00
※テイクアウト専門、キャッシュレス決済のみ
この受賞は、ルイ・ロブションがグローバルに名声を得るだけでなく、日本とフランスという二大美食文化の架け橋としての役割も果たしていることが証明された瞬間でした。