オイシックスの白なす支援プロジェクト
今年の夏、猛暑が厳しく続いています。その影響で、白なすが大量に規格外品として生産されています。オイシックス・ラ・大地株式会社は、この状況を打破するために、白なすの「おたすけOisix」を立ち上げました。
白なすの特徴と規格外品の問題
白なすは、きめ細かい果肉と豊富な水分を含んでおり、非常に滑らかな口当たりが特徴です。紫色のなすと違い、調理しても他の食材に色が移る心配がないため、料亭などでも多く使用されています。揚げ物や煮込み料理に適しており、その美味しさから、特に米や麺類との相性も抜群です。しかし、今年の6月中旬以降に急激に進んだ生育により、サイズが大き過ぎたり皮が変色したりする規格外品が大量に生まれてしまいました。これは、せっかくの旬の最盛期に向けて育てられたなすが、見た目の問題から余る状況を招いています。
新サービス「おたすけOisix」の登場
オイシックスでは、2022年から「おたすけOisix」というサービスを開始しています。このサービスは、猛暑や豪雨、台風等の影響で生じた規格外品や豊作品を、購入を希望する会員向けに販売する取り組みです。これまでには、見た目に難があるパプリカやかぶ等が販売されていますが、今回の白なすは特に多くの注目を集めています。たくさんの顧客からは、「見た目は気にしないから、美味しいものが安く楽しめるのが嬉しい」と好評を得ています。
白なすを食べてフードロスを減らそう
この白なすの販売が始まるのは、2025年7月3日からです。「おたすけ傷あり白なす大容量」が販売され、2本で400gが454円というリーズナブルな価格で提供されます。さらに、7月9日から11日までの3日間には、旬八青果店にて袋詰め放題も行われるので、お楽しみに。こちらは429円で、数量限定となっています。
また、シダックスが運営する「雨晴食堂」でも、白なすを使ったサラダバーランチが提供され、こちらは1,200円です。
社会課題に向き合うオイシックス
オイシックス・ラ・大地株式会社は、2000年に設立され、「つくった人が自分の子どもに食べさせられる食材のみを食卓へ」という理念のもと、安心安全な体験を提供しています。サステナブルリテールとして、食品廃棄を減らす取り組みも行っており、その一環で規格外品の活用も含まれています。
オイシックスの取り組みを通じて、私たちも食の大切さを実感し、共にフードロスの問題に取り組んでいきたいものです。ぜひこの機会に、白なすの美味しさを再発見し、多くの人に楽しんでもらいましょう。