昆虫粉末の挑戦
2026-02-06 11:14:03

養殖業の未来を切り拓く!昆虫粉末活用の新たな挑戦について

養殖業の未来を切り拓く!昆虫粉末活用の新たな挑戦



近年、世界的な人口増加と食料需要の高まりが叫ばれる中、私たちの食卓に欠かせない養殖魚の生産が急速に拡大しています。しかし、その製造過程で重要な役割を担う飼料の主成分である魚粉が輸入に頼っている現状は、価格の高騰や供給リスクを抱える大きな課題でもあります。

サステナブルな養殖を目指す



フィード・ワン株式会社は、養殖業の持続可能な発展を目指して新しい革新に取り組んでいます。特に、最近同社が大日本印刷株式会社(DNP)や愛媛大学と共に始めた昆虫粉末を活用した水槽試験は、その一環です。この試験では、ミールワームと呼ばれる高タンパク質の昆虫粉末を飼料に組み込むことで、養殖魚の成長や健康を促進することを目指しています。

ミールワームは、養殖用の飼料としてのポテンシャルが注目されています。これまでの研究では、その栄養価の高さや成長促進効果が明らかになっており、フィード・ワンはこの昆虫を用いた実用化に向けて各種試験を重ねてきました。

水槽試験のよる評価



この水槽試験は、2026年4月まで実施され、その後加温試験や機能性評価も加えられます。DNPが開発したミールワーム粉末を配合した飼料を用い、成長速度や餌の摂取量、生残率などの指標を基に、魚の健康状態やストレス耐性といった多面的なデータを収集します。これにより、ミールワームがどのように養殖魚に効果をもたらすかを科学的に検証していきます。

持続可能なサプライチェーンの構築



現在、フィード・ワンが使用する昆虫タンパクは輸入品であるため、将来的には国内での安定的な供給体制を整えることが重要です。DNPはすでに愛媛大学と協力し、ミールワームの国内量産に取り組んでおり、同社の供給体制を活用することで、フィード・ワンはコスト安定化や原料調達リスクの低減が期待できると考えています。

結論



今後も、フィード・ワン、DNP、愛媛大学の連携が深まることで、持続可能な水産業の発展がさらに進むことでしょう。昆虫粉末を使った飼料の実用化は、養殖業の新たなスタンダードとなり、未来の食料問題の解決に大きく寄与する可能性があります。

これからの展開に目が離せません。フィード・ワンが歩む道が、私たちの食生活にもたらす変化を期待せずにはいられません。


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