革新的フードテックブランド「Firesh®︎」が熊本のイオンでデビューする理由とは

株式会社ふく成が開発したフードテックブランド「Firesh®︎（フィレッシュ）」が、2025年5月23日より、イオン大津店（熊本県菊池郡大津町）で取り扱いを開始します。これにより、地域の新鮮な真鯛製品が全国の消費者に届くことになります。

地域の良品を全国へ

「Firesh®︎」は、イオンが掲げる「地域の良品を全国へ届ける」という理念のもと、厳格な品質・衛生基準をクリアした商品です。具体的には、独自の鮮度保持技術を活かした真鯛製品15品が展開され、家庭料理からプロの現場まで幅広く利用できるバリエーションが揃っています。

独自技術による鮮度保持

「Firesh®︎」の最大の特徴は、革新的な鮮度保持技術です。この技術により、真鯛の賞味期限を従来の最大30倍に延ばし、素材の旨味を127%引き出すことが可能になります。その結果、食品ロスの削減や持続可能な食材活用が実現されています。

商品ラインアップと利用方法

イオン大津店では、冷凍状態で提供される「Firesh®︎」の真鯛製品を取り揃えています。注目の商品には以下があります。

- 鯛のピザ（240g）
- たいころステーキ（200g）
- 鯛かつ（40g×4）
- 真鯛刺身（皿）（100g）
- 鯛串3本

これらの商品は、調理が簡単で家庭の食卓を彩るだけでなく、調理現場における負担を軽減し、持続可能な運営にも貢献します。

試食イベントの開催

さらに、取り扱い開始を記念して、2025年6月10日には試食販売イベントを開催予定です。このイベントでは、来店者は「真鯛のカルパッチョ」や「真鯛の炙り」を試食し、その美味しさを体感することができます。

地元メーカーと大手の協働

イオン九州株式会社の小畠実氏は、「地場商品の積極導入」が自社の使命であるとし、地域メーカーの支援に力を入れる姿勢を示しています。一方、ふく成の伊藤幸子氏は、愛情を込めて育てた魚が食卓に笑顔を届けることを目指しています。

地球環境への配慮

「Firesh®︎」は、調理現場での効率性だけでなく、環境への配慮も大切にしています。食品ロスの削減や持続可能な消費を実現するための取り組みを行っており、SDGs目標の達成にも貢献しているのです。

「Firesh®︎」が持つ独自の技術と魅力は、地元熊本の魚を変化させ、新たな食文化を形成する可能性を秘めています。イオンでの取り扱い開始をぜひ楽しみにしていてください。