エスビー食品が発行した脱炭素推進支援私募債とは？

エスビー食品が挑むサステナビリティへの新たな一歩

最近、エスビー食品株式会社が「脱炭素推進支援私募債」を発行したことが注目を集めています。この私募債は、三菱UFJ銀行が開発した「脱炭素推進支援プログラム」を基にしており、同社の環境への取り組みをさらに強化する狙いがあります。

脱炭素推進支援私募債の概要

この私募債は、エスビー食品のサステナビリティに関する活動状況を診断し、その結果を踏まえた解決策を提供するものです。依頼主は、企業の環境負荷を減らすためのサポートを受けることができ、市場における企業としての信頼を高める手段ともなります。

環境負荷低減への取り組み

エスビー食品グループでは「食卓に、自然としあわせを。」という企業理念の下、環境保全は経営上の重要なテーマとして位置づけています。具体的には「環境基本方針」を制定し、日々の業務から出る環境負荷を減少させる努力を続けています。詳細な方針については、こちらを参照ください。

2050年カーボンニュートラルへの道

エスビー食品グループは、2050年にはカーボンニュートラルを達成することを目指しています。このための中長期的な具体的目標が設定されています。

CO₂排出量削減目標

1. 2050年カーボンニュートラル：全ての事業活動からのCO₂排出をゼロにすることを目指します。
2. 2030年までに50%削減：2019年度の排出量に比べて、スコープ1・2のCO₂排出を2030年までに半減させます。
3. サプライチェーンCO₂排出量30%削減：同じく2019年度の数値に対し、2030年までにサプライチェーン全体でのCO₂排出を30%削減します。

エスビー食品は、これらの目標を達成するため、サプライチェーン全体での取り組みを強化し続け、環境負荷の低減に努める方針です。また、脱炭素化に向けた活動を加速させることで企業の持続可能性を高め、次世代により良い地球環境を引き継ぐ努力を続けています。