鹿児島のマルシェで体験できる顔認証決済「FreeiD Pay」の実証

2025年8月2日、鹿児島県の霧島神宮駅近くで「マタタビマルシェ～夕涼み七夕の会～」が開催されます。このイベントでは、顔認証決済サービス「FreeiD Pay」の実証が行われ、来場者は顔を使って簡単に支払いができる新しい体験が待っています。このサービスの提供を手がけるのは、DXYZ株式会社。彼らは、顔認証プラットフォーム「FreeiD」を通じて、さまざまな場面で利用できる技術を展開しています。

「FreeiD Pay」とは？

「FreeiD Pay」は、顔の登録を行うことで、財布やスマートフォンなしで買い物ができる画期的な決済方法です。顔認証による決済は、店舗やテーマパークなどでの迅速な入退管理や本人確認を行うために開発されてきたもので、今後は流通業界全体に広がりを見せる可能性があります。また、実証提供に先立ち行われた調査によると、95%以上の利用者がこのサービスに好意的な反応を示しており、期待度の高さが伺えました。

マルシェでの体験内容

「マタタビマルシェ」では、鹿児島の地元団体や商店街というコミュニティを活かし、地域の魅力を発信する場として盛り上がります。来場者は、五感で楽しむことができる多彩なコンテンツを体験しながら、顔認証決済を通じたスムーズな買い物を楽しむことができます。

当日は、約20の飲食ブースやキッチンカーが出店し、地元の味や珍しい料理を楽しめるだけでなく、アーティストによるライブ演奏も企画されています。さらに、短冊に願いを込められる七夕飾りや、幻想的なイルミネーションなど、家族連れからカップルまで幅広い人々が楽しめるように工夫されています。特に夜のイベント終盤には、川沿いでの花火の演出も予定されており、思い出に残るひとときとなることでしょう。

顔認証決済の仕組み

顔認証決済の利用は非常にシンプルです。まず、ユーザーは「FreeiD」アプリを通じて、顔写真とクレジットカード情報を登録します。次に、マルシェの支払い端末で金額を入力し、4桁のPINコードを入力。顔が認識されれば、決済は完了します。この便利さは、マルシェの雰囲気を壊すことなく、スムーズに買い物ができることが特徴です。

マルシェでは、約9～10店舗で「FreeiD Pay」のサービスが利用可能です。
これらの店舗は、地元で愛される飲食店ばかり。エンターテイメント要素と結びついたこの新しい決済方法は、地域の商業活動にも目を向ける重要な試みです。

DXYZ株式会社の理念

DXYZは、「顔をあげて、人と向き合う」社会の実現を目指しています。彼らのサービスが広がることで、ユーザーはより自由に、快適な生活を送れるようになります。また、顔認証により、従来の現金やカードを持ち歩かずに済むことで、利便性が向上すると同時に、より迅速な決済を可能にします。

私たちが体験する「マタタビマルシェ～夕涼み七夕の会～」は、ただのイベントではなく、未来の買い物体験を試せる貴重な機会です。ぜひ、この新たな試みに参加して、最新のテクノロジーを日常生活で感じてみてはいかがでしょうか。

今回の顔認証決済「FreeiD Pay」の実証提供は、地域とのつながりやコミュニケーションを促進するきっかけにもなり、新たな形の地域活性化する可能性を秘めています。夏のひとときを、ぜひ「マタタビマルシェ」でご堪能ください。