脂肪豊かなジャージーミルクのホワイトソースが再販
福島県伊達市にある有限会社片平ジャージー自然牧場が、12月15日から自社のジャージーミルク100%で作った「ホワイトソース」を再販します。牧場の牛たちは11ヘクタールもの広い土地でのびのびと放牧され、健康に育っています。
再販の背景
このホワイトソースは、販売を一時休止していた間も多くのファンから「また食べたい」という声が寄せられており、その期待に応えた形での再スタートです。実際、当牧場はジャージーアイスクリームで国際大会において4位に選ばれた実績もあり、「ドキュメント72時間」でも取り上げられた信頼のブランドです。寒い冬にこそぴったりな、この濃厚なホワイトソースは、家庭の食卓に取り入れやすい商品です。
レシピ監修は国際的なシェフ
今回のホワイトソースのレシピ開発には、福島県いわき市でフランス料理店を営むシェフ、萩春朋氏が監修を担当。彼はフランス国内での経験や国際的な料理イベントに参加した経歴がある実力派です。本商品は、ジャージーミルクの濃厚さを最大限に活かしつつ、家庭でも業務用でも使いやすいように仕上げられました。なお、彼は販売活動には関与せず、レシピ監修のみの参加となります。
手間暇かけた製造工程
創業から32年を迎える片平ジャージー自然牧場では、約20頭のジャージー牛を春から秋にかけて放牧飼育し、搾乳から加工まで一貫した製造を行っています。ジャージーミルクを使用して作られるホワイトソースは、乳脂肪分が高く、味わい深いのが特長です。製品は小ロットで手作りされているため、コクのある味わいが実現しています。
たくさんの要望が寄せられたことを受け、この度はラベルデザインも新しく、さまざまな料理にマッチしやすいように改良されています。
シンプルかつ多様な用途
このホワイトソースは、生乳(福島県産)、小麦粉、バター、食塩のみを使用。そのため、シンプルな味わいながらも、豊かさを感じられる一品です。内容量は300g、冷凍保存可能で、湯せんで迅速に調理が可能です。グラタンやドリア、シチュー、パスタなど、家庭の料理や飲食店でも大活躍です。
新パッケージの意図
新たなパッケージデザインでは、「濃厚」という言葉を大きく配置し、視認性を高めています。また、「自社牧場ジャージーミルク100%使用」というメッセージで、商品の核となる価値を伝えています。中央にはクリームシチューの盛り付け写真を採用し、家庭料理から業務用まで幅広く使える印象を与えるデザインに仕上げています。さらに、ブランドマークを目立たせることで、消費者に生産者の顔が見える安心感を提供します。
食卓に笑顔を届けるホワイトソース
今後は家庭用に加え、飲食店や宿泊施設など業務用の需要拡大を目指しています。段階的に取引先の開拓を進め、ジャージーミルクの真価をさまざまな料理シーンに届けることを目指しています。
代表者の片平雄作氏は、愛情を込めて育てたジャージー牛のミルクを、より多くの人に気軽に楽しんでもらいたいという思いを語っています。「このホワイトソースが、一皿の料理の完成度を高め、家庭や飲食店の食卓に笑顔をもたらす存在になれば嬉しいです」と、今後の展望にも期待を寄せています。