福岡市博多区中洲に位置する日本料理てら岡が、創業50周年を迎え、名物の海鮮丼を約2年ぶりに復活させました。2026年2月3日から平日ランチメニューとして提供が開始され、地域の方々から非常に大きな反響が寄せられています。特に、開店前からの問い合わせがあるほどの人気で、やはりこの店の海鮮丼は長年にわたって多くの人に愛されてきた一品です。
てら岡の海鮮丼は、創業当初から「日本料理をもっと身近に、そして気軽に楽しんでほしい」という思いを込めて提供されている料理の一つ。コロナ禍を経て一時的に提供が休止されていましたが、観光客の増加や常連客からの要望を受けて、今回の再開を決断しました。
メニューは税込1,300円で、提供時間は平日ランチの11時30分から14時までとなっています。海鮮丼に使用されるのは主に九州近海の旬の魚介類で、それらの素材の良さを引き立てるために、日本料理てら岡の創業者で現在も経営に関わる寺岡直彦会長と、その愛弟子である社長・山隈敦司が共同で開発した特製のごまだれが使われています。
山隈社長は、寺岡会長のもとで長年修業を重ね、日本料理に対する真摯な向き合い方や理念を受け継いでおり、現在でもお店の味を忠実に守っています。このように、創業者と愛弟子が共に店を支え合いながら、日本料理を提供し続ける姿勢が多くのお客さまに信頼を寄せられる理由でもあるでしょう。
また、近年は物価上昇が続く中、価格設定においても多くの吟味が求められました。それにもかかわらず、てら岡では「気軽に日本料理を楽しんでほしい」という創業当初からの想いを重視し、税込1,300円に設定しました。寺岡直彦会長は、「物価の上昇に伴う価格の決定は確かに悩ましかったが、創業者としての想いを変えずにこの価格を維持したいと思った」と語っています。
日本料理てら岡は、歓楽街である中洲の顔とも言える街の変遷を見守りながら、50年という長い道のりを共に歩んできました。今回の海鮮丼の復活は、単なるメニューの再開を意味するものではなく、地域に根差した老舗として、これからも変わらず暖簾を守るという強い姿勢を示すものとなっています。
てら岡の海鮮丼は、単なる料理を超え、人々に愛され続ける福岡の宝物として、今後も多くの方々に食べられることでしょう。ぜひ一度、訪れてその味を体験してみてください。