自宅で血管の状態を見える化する「家庭用パセーサ」
近年、健康管理がますます重要視されていますが、その中でも「血管年齢」を自分の手で測定できる新たなツールが登場しました。株式会社志成データムが開発した「家庭用パセーサ(Vascular Aging Monitor System)」の試作機が完成し、2026年の製品化が目指されています。この製品は、理化学研究所や産業技術総合研究所との共同研究を通じて、血管の硬度を示す指標である「API」と「AVI」を測定できる画期的な血圧計です。
健康・医療戦略に合致した数値化への取り組み
政府が進める「健康・医療戦略」では、国民の健康寿命を伸ばすために「未病(ME-BYO)」対策が掲げられています。未病の状態を把握するためには、数値や指標による可視化が必要です。「家庭用パセーサ」は、従来の血圧計では把握できなかった血管の硬さを正確に測定するため、新しい健康管理の選択肢として注目されています。
具体的な機能と利点
「家庭用パセーサ」の特徴は、一般的な血圧測定に加えて、毎日の血管年齢を計測できる点です。これにより、自宅で簡単に血管の老化度を把握でき、忙しい現代人にとって大きなメリットになります。さらに、独自の解析アルゴリズムにより、血管の性質を正確に捉え、信頼性の高いデータを提供します。また、継続的な測定を通じて、食事や運動の改善効果を数値化することもできます。
テレビ神奈川での特集放送
「家庭用パセーサ」がどのように未病を「見える化」し、健康管理を変えるのか、テレビ神奈川(TVK)で特集が放送されます。2026年2月8日(日)18:00からの放送では、神奈川県の未病改善への取り組みと共に、「家庭用パセーサ」の技術が紹介される予定です。健康づくりに関心のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
地域との連携と社会実装の進展
神奈川県との共同実証事業や横浜市立大学との連携により、この指標の実用化が進んでいます。先日開催された「ME-BYO 科学技術フォーラム」では、共同研究の成果が発表され、血管年齢の測定に対する医学的・科学的な有効性が確認されました。これにより、より多くの人々が血管の健康を気にかけるようになることが期待されます。
クラウドファンディングの開始
この新しい健康管理ツールの普及を目指し、クラウドファンディングサービス「READYFOR」での資金調達も行われる予定です。ぜひご注目ください。
今後の展望
株式会社志成データムは、自身の血管状態を知ることで国民が未病改善に積極的に取り組める社会の実現を目指しています。「家庭用パセーサ」を通じて、健康寿命の延伸を実現するために努力を続けていくとのことです。自宅で簡単に血管状態が測定できる未来の健康管理に期待が高まります。