高校生が考案する地域密着型グルメプロジェクト始動、霧島SAでの新商品販売へ

地域を味わう！霧島SAと高校生の共同プロジェクト

霧島サービスエリア（SA）で新たな試みがスタートします。宮崎県立小林秀峰高等学校との産学連携プロジェクトにより、高校生が地元の食材を使った新商品を考案します。このプロジェクトでは、地域資源である「地場食材」を活用し、事業を通じた地産地消の促進や地域魅力の発信を目指しています。

プロジェクトの背景

霧島サービスエリアは、宮崎自動車道の重要な拠点の一つ。地元の魅力を再発見し、それを商品の形にすることで、通行する方々に地域の良さを伝えるという意義もあります。小林秀峰高等学校は、地域に密着した活動を行っており、過去には「ご当地!絶品うまいもん甲子園」においても優勝する実績があります。これを機に、さらなる地域活性化を図る狙いがあります。

プロジェクト内容

今回のプロジェクトでは、高校生たちが考案するのは「宮崎県産の食材を使用したパンやおにぎり」です。具体的には、総菜パンや菓子パン、またはおにぎりといったカテゴリーから、新たなメニューを生み出します。雨の日も風の日も、霧島SAを利用する多くの人々に食を通じて宮崎の魅力を感じてもらえることを期待しています。

スケジュール

このプロジェクトは以下のスケジュールで進められます。
1. レシピ作成（～令和7年6月30日）
小林秀峰高等学校の生徒たちがテーマに基づいて自由にレシピを考案します。
2. レシピアレンジ（令和7年7月1日～7月下旬）
霧島SAの調理責任者が、高校生が考案したレシピを販売用に調整します。
3. 試食会・意見交換会（令和7年9月上旬）
生徒たちによる試食会を行い、意見交換を通じて最終的な商品を決定します。
4. 考案商品販売（令和7年10月中旬～令和8年3月末）
霧島SAで考案された新商品が実際に販売される予定です。

地元高校の挑戦

小林秀峰高等学校は、地域の具体的なニーズに応えるために設立された、専門分野の学びを深める学校です。現在6つの専門学科があり、地元の食材を活かしたメニュー開発が進められています。この取り組みでは、地元の農産物や特産品を使った料理を通じて、地域の魅力を発信する役割を果たしています。昨年の「絶品うまいもん甲子園」九州エリア選抜大会での優勝は、その努力の成果と言えるでしょう。

プロジェクトを通じて、若い世代が地域への理解を深め、愛着を持つことが期待されます。霧島SAに訪れる皆さんに新たな宮崎の味を楽しんでもらえる日が待ち遠しいですね。

詳細情報は、小林秀峰高等学校の公式サイトや、霧島サービスエリアのニュースレターで随時更新されるとのこと。ぜひチェックしてみてください！