コーヒーでミシュランを目指す！伊藤恵未バリスタの成功物語

コーヒーでミシュランを目指す伊藤恵未バリスタ

大阪。ここにある「BARISTA MAP Coffee Roasters」から、今熱いバリスタが誕生しました。伊藤恵未は、2025年9月27日、東京ビッグサイトで開催されたジャパンブリューワーズカップ（JBrC）2025で全国のトップバリスタの中から3位に入賞した実力派です。彼女の情熱と努力が、多くの人々を魅了しています。

伊藤恵未の挑戦

伊藤さんは、元看護師という異色の経歴を持っています。2019年、ワーキングホリデーで渡豪し、コーヒーの聖地とも言われるメルボルンで真剣に学び始めました。帰国後、2021年から「BARISTA MAP Coffee Roasters」で活動を開始し、数々の大会で輝かしい成績を収めました。2024年には準優勝、2025年には3位入賞という素晴らしい成果を残しています。

新たなコーヒーの未来を切り拓く

伊藤バリスタが使用したのは、代表の深山晋作氏と「メリタ」が共同開発した「流速コーヒーフィルター」です。このフィルターは、誰でも理想のコーヒーを再現できるよう設計されています。抽出中に湯の流速を調整できる新構造で、コーヒー豆の特性を最大限に引き出します。この独自技術により、競技では全く新しい表現力を発揮しました。

JBrC（ジャパンブリューワーズカップ）とは

JBrCは、日本スペシャルティコーヒー協会が主催する、国内最高峰のバリスタ競技です。コーヒーの抽出技術やその表現力が問われ、優勝者は世界選手権への出場権を得るという名望ある大会でもあります。競技のスタイルとしては、オープンサービスとコンパルサリーサービスがあり、各バリスタが心を込めた一杯を披露します。

「流速コーヒーフィルター」の魅力

伊藤さんが使用した「流速コーヒーフィルター」は、抽出の柔軟性を確保しつつ、均一な味わいを引き出すことが可能です。手元のレバーで流速を調整することで、好みの味に仕上げられるのが特徴。また、このフィルターはすでにSCAJ NEW PRODUCTS AWARD Good Product賞を受賞しており、その信頼性も高まっています。

情熱と計画を持つ深山晋作

BARISTA MAPの代表、深山晋作氏は、元スノーボード選手であり、コーヒーとの出会いを経てバリスタとして活躍。彼は、コーヒー業界全体の発展に寄与するべく、コーヒースクール「SAMURAI SHIN」を運営しています。このスクールには多くの受講生が学びに来ており、次世代のバリスタたちを育成しています。