高知米を心ゆくまで楽しむ「こうち米フェスタ」
2025年11月22日から24日までの3日間、高知市で“初”のイベント「こうち米フェスタ」が開催されました。このイベントは、地域に根差した高知食糧株式会社によって企画されたもので、約15,500人の来場者で賑わいました。米の美味しさを多くの人に味わってもらうことが目的です。
炊きたて高知米を12,412杯提供!
当フェスタでは、「高知米5種の食べくらべ」を楽しむブースが設けられ、会場内で直に炊飯された新鮮な高知米を味わうことができました。提供されたのは、以下の5種です。
1. 高知県産嶺北ヒノヒカリ
2. 高知県産仁井田米 にこまる
3. 特別栽培米 高知県産仁井田米 香り米入り
4. 高知県産ミルキークイーン
5. 高知県三原村産コシヒカリ
来場者たちは、豊かな風味を持ったこれらの高知米をお腹いっぱいに味わい、大喜びでした。お米を育てる生産者の愛情や努力も実感できたことでしょう。
高知米の魅力を引き立てる「ごはんのおとも」
高知米をさらに楽しむために、全国から厳選された「ごはんのおとも」も登場しました。15種類の選りすぐりの品々が提供され、特に明太子などが入った「ピリ辛セット」や、海苔の佃煮・鮭ほぐしなどの定番商品が人気を博しました。また、高知県内の名物グルメ17店が出店し、豊富なメニューが並びました。
- - 牛串やハンバーグなどの肉料理
- - 焼き鮭やアジフライといった魚料理
- - ドーナツやチーズケーキなどスイーツ
多彩な料理が揃い、来場者が満足できるラインナップでした。
ステージイベントで盛り上げた3日間
オープニングセレモニーでは、参加者全員が茶碗を手に「いただきます!」の掛け声でフェスタの幕を開けました。他にも、伊野南小学校の5年生によるお米販売、よさこい演舞や音楽ライブ、マジックショー、ゆるキャラのグリーティングなど、様々なエンターテイメントも楽しめました。特に子どもたちの育てたお米の販売は、地域のつながりを感じさせる一時でした。
なぜ今、高知米のイベントが必要なのか
高知食糧株式会社は、創業から70年以上経ち、地域の食文化を支えてきました。しかし、米作りを担う生産者数は減少し、また消費者の不安が高まる中、本イベントを通じて高知米の魅力を再発見し、農業の意義を広めようとの思いを込めて企画されました。たくさんの人々に、高知米の美味しさや生産者の熱い想いを伝えられる良い機会となりました。
開催概要
- - イベント名: こうち米フェスタ
- - 日時: 2025年11月22日(土)〜24日(月・祝)
- - 場所: 大旺新洋おまち多目的広場
- - 主催: 高知食糧株式会社
- - 後援: 高知県・高知市・土佐市・いの町
地域の発展を願い、そして高知米の魅力を多くの人に伝えていく活動は今後も続いていくことでしょう。お米のファンが増え、次回のイベントへの期待が膨らみます。高知の美味しいお米をぜひお楽しみに!