自然派Styleから登場！アニマルウェルフェアに基づく豚肉の新商品

コープ自然派の新商品「自然派Style」登場！

2025年9月1日より、コープ自然派のプライベートブランド《自然派Style》が精肉商品として新たに、産直豚「自然豚」をラインナップに加えます。これはアニマルウェルフェアの理念に基づき、生産者と消費者が共に歩んできた成果の一つです。

自然豚の可能性と歴史

1998年、組合員の「安心・安全な豚肉を届けたい」という声から始まった「自然豚」。その誕生から今まで、エサのNON-GMO化、抗生物質の使用制限など、地道な取り組みを進めてきました。生産者の努力と消費者の期待が重なり合い、安心できる豚肉が地元から提供されるようになったのです。

企業である七星食品（香川県）によって育てられるこの豚は、アニマルウェルフェアにも配慮し、開放された環境での育成が選ばれています。一頭あたりの飼育面積は1.5～2.0平方メートルが確保され、豚たちは快適な生活を送ることができるように様々な工夫が施されています。豚舎の床には、おがくずや堆肥を使用したバイオベッドが敷かれ、豚たちは季節に応じた快適な環境で過ごすことを可能にしています。

アニマルウェルフェアの重要性

アニマルウェルフェアとは、「動物が自由に行動し、幸福に暮らすことを保障する」という考え方です。この考えが自然豚の育成に反映されており、生産者は豚たちの幸せを第一に考えています。豚が快適に成長することで、私たちが口にする豚肉も、より安心で安全なものとなるのです。さらに、七星食品ではアニマルウェルフェアに基づく繁殖豚舎を導入し、母豚が快適に過ごせるように工夫を重ねています。

知っておきたいエサの詳細

自然豚が食べるエサは、穀類を中心に構成されています。特にトウモロコシは遺伝子組み換え混入防止管理がされていますし、肥育用飼料にも国産を使用する努力がなされています。これは国産自給を促進し、私たちの食生活を支えるための重要なポイントです。

自然豚の未来に向けた取り組み

コープ自然派はこれからも、組合員の声を大切にしながら一頭まるごと購入されることの重要性を啓発していきます。限りある部位を有効活用することで、豚が無駄にされることなく、無駄のない食文化が構築されるのです。これに伴い、自然豚を使用した加工品の開発にも意欲を見せています。

プライベートブランド「自然派Style」とは

「自然派Style」は、2009年に設立され、より安全・安心な食品を届けることを目的としているプライベートブランドです。国産原料を重視し、消費者のニーズに応える商品開発を行ってきました。現在では、友好生協とのネットワークを形成し、共同開発にも力を入れています。未来の子どもたちにも安心できる食を届けるため、地域に根ざした活動が今後も続いていくでしょう。

まとめ

コープ自然派がこれまで培ってきた信頼と努力が詰まった「自然豚」は、私たちの食生活に新たな選択肢をもたらします。アニマルウェルフェアへの取り組みを通じて、動物たちの幸せが私たちの食の安全にもつながることを理解し、未来へ向けた持続可能な選択をしていきましょう。冷凍の自然豚は250gで438円から798円で提供予定で、全地域のコープ自然派で入手可能です。毎日の食卓で自然を感じる一品を、ぜひ手に取ってみてください。