お口年齢とは?
2025-11-05 12:52:55

全国的な“お口年齢”調査から見えた実年齢とのギャップとケアの重要性

全国482人が明らかにした“お口年齢”の真実



アース製薬株式会社が実施した全国調査によると、私たちの「お口年齢」が実年齢よりも大幅に進行していることが判明しました。調査は20~60代の男女3,500名を対象に、口内の健康状態や生活習慣について詳しく調べたものです。結果、全国の平均お口年齢は実年齢よりもなんと+12.8歳高く、特に40代が突出して進行していることがわかりました。

お口年齢が実年齢を超える理由



調査結果によると、40代の約半数が「ほぼ毎日間食を行っている」と回答しており、この頻度がお口の健康状態を悪化させている可能性があります。20代と比較してお口年齢が11ポイントも高いというデータが示唆するのは、忙しい毎日の中でオーラルケアが疎かになりがちであることです。

地域によるお口年齢の差



また、地域別のデータも興味深く明らかになりました。最もお口年齢が実年齢から乖離していたのは東北地域で、なんと差が+20歳以上ある人が44.2%という結果が出ています。これに対して、関東地域では歯科医院での定期検診を受ける人が多く、実年齢との乖離が最も小さい31.2%となりました。これらの結果は、日々のケアや検診がいかに重要であるかを物語っています。

おうち時間の影響



さらに、おうち時間の長さもお口年齢に影響を及ぼしている可能性があります。「リモートワークを週1回未満」と回答した人の82.4%が、実年齢に近いお口年齢である一方、逆にお口年齢が実年齢より30歳以上高い人ではこの割合が70.1%に留まったという結果もあります。これは、インドア派になりがちな環境がオーラルケアの機会を減少させている可能性を示唆しています。

日々のオーラルケアの重要性



予防歯科の野尻真里先生は、良好なお口環境を維持するためには毎日の丁寧なオーラルケアが不可欠だと指摘しています。特に、歯ブラシだけでなく舌や歯間の清掃も合わせて行うことが効果的です。また、食生活においては、糖分に偏った食事や間食の頻度を抑えることで、口内の健康を守ることができます。

会話をすることもお口の健康には大切です。唾液には抗菌効果があり、発話が唾液腺を刺激するため、おしゃべりが少なくなると唾液の分泌量が減少します。それがさらに口臭や歯周病のリスクを高める原因となるかもしれません。

まとめ



今回の調査結果は、日常の小さな行動の積み重ねが、お口の健康に大きく影響することを再確認させてくれるものです。忙しい毎日でも、少しずつでもオーラルケアを意識して取り入れることで、実年齢に近いお口環境を実現できるでしょう。皆さんも今日から始めてみてはいかがでしょうか。


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