新ブランド「HAJIME」
2025-03-27 14:25:33

400年の伝統を継承する新ブランド「HAJIME」の魅力とは?

400年の伝統と現代の融合



日本の伝統工芸品として名高い若狭塗箸。これに新たな息吹を吹き込むブランド「HAJIME」が2025年3月27日より登場します。カワイ株式会社が手がけるこのプロジェクトは、若狭塗箸の400年の技術に革新を加えることを目的としています。このブランド名に込められた意味は「はじめまして」、すなわち新しい出会いやスタートを象徴しているのです。若狭塗箸が大切にされてきた背景や、これからの価値を考え、自らのライフスタイルに融合されることを目指しています。

若狭塗箸の由来と現状



若狭塗箸は、日本の塗箸の生産の約60〜70%を担う重要な存在ですが、近年では職人の高齢化や市場のニーズの変化によって、伝統が失われつつあります。このブランドの開発背景には、こうした危機的な状況を打破し、若狭塗箸の魅力を再発見する必要性がありました。「HAJIME」は、ただ伝統を守るのではなく、次世代に向けて新たな価値を提供しようとしています。

2つのシリーズで構成



「HAJIME」は、二つの異なるシリーズで展開されます。一つは伝統技法を生かした「古(INISHIE)」シリーズ、もう一つは革新的なデザインを追求する「異彩(ISAI)」シリーズ。どちらも、職人の手により丁寧に作られ、一膳ずつ丁寧に仕上げられています。一般的な箸は約10回程度の工程で完成しますが、「HAJIME」の箸は100以上の工程を経ることも珍しくありません。これにより、伝統的なクラフトマンシップがさらに際立ちます。

日常使いの楽しさを演出



「HAJIME」の箸は、伝統工芸への堅苦しいイメージを打破し、日常使いしやすいアクセントアイテムとして楽しむことができるよう設計されています。高級感はそのままに、もっと手軽に、そして楽しめる要素が取り入れられています。多彩なカラーやサイズが用意され、選ぶ楽しみも広がります。

職人とユーザーをつなぐコンセプト



ブランド名「HAJIME」は、漢数字の「一」に由来しており、生産地から食卓までを一つのストーリーとして結びつけるという意味が込められています。製品を通じて、職人が一つ一つ心を込めて作り上げ、あなたの食卓を彩る、一膳の箸が完成します。

ブランド情報と今後の展望



新ブランド「HAJIME」は、2025年3月27日より全国の百貨店で販売予定。価格は1,000円から6,000円で、様々なサイズやカラーが揃います。カワイ株式会社は、若狭塗箸の伝統を守りつつ、日常の暮らしに寄り添うような製品を提供していくことを目指しています。これからも箸の文化を発信し続け、豊かな食卓を演出するお手伝いをする予定です。

「HAJIME」から生まれる新たな伝統を、ぜひ手に取ってその魅力を味わってみてください。


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