ルイ・ヴィトンの新作ネックレス「Apogée」が受賞
2025年10月、モナコのスポルティング・モンテカルロで開催された第1回「ハイジュエリー・グランプリ」で、ルイ・ヴィトンのネックレス「Apogée」が栄えあるジェムストーン賞を受賞しました。この作品は、最新コレクション「Virtuosity」の一部であり、ルイ・ヴィトンが持つ熟練の技と先見性を称えた特別な一品です。
ハイジュエリー「Virtuosity」とは
「Virtuosity」コレクションは、ルイ・ヴィトンによるハイジュエリーの冒険を象徴しています。このコレクションは、クラフツマンシップとクリエイティビティを讃え、熟練の技が自由な独創性へと昇華する様子を表現しています。110点の独自要素を持つクリエーションが織りなすのは、2つの異なる世界観、「The World of Mastery」と「The World of Creativity」。
技術的な知見と感性が絡まることで、卓越した熟練の技が生まれ、さらには自由なクリエイティビティが自己超越へと向かう様子が、このコレクションを通じて物語られています。
実際の作品、「Apogée」の魅力
ネックレス「Apogée」は、そのデザインにおいても素晴らしい完成度を誇ります。ホワイトゴールドやプラチナ、30.75カラットのブラジル産ペアカットエメラルドが使用されており、その美しさは圧巻です。特に注目すべきは、ダイヤモンドで飾られた可動式のハンドル部分。この部分はルイ・ヴィトンのトランクを彷彿とさせつつ、モノグラムのカイト・モチーフが施されています。
さらに、約10.56カラットのLVモノグラムスターカットダイヤモンドがこのネックレスの頂点を飾っており、その美しさが際立っているのです。加えて、ダイヤモンドの大胆な「V」モチーフが、ペアカットのエメラルドとのつながりを巧みにデザインし、次のコレクションへのメッセージ性も感じられます。
ルイ・ヴィトンのハイジュエリーへの挑戦
「Virtuosity」コレクションに込められた思いは、ルイ・ヴィトン自身の伝統と革新の融合を体現しています。1854年に創業以来、常に最高級品質を追求してきたルイ・ヴィトン。その姿勢は、トラベルラゲージやアクセサリーなどを通じて、エレガントで実用的なデザインに宿ります。
ネックレス「Apogée」は、その豊かな歴史を踏まえつつ、現代における高い美的感覚をも示しており、ルイ・ヴィトンの伝統の中で新たな価値を生み出しています。
終わりに
ルイ・ヴィトンがこの賞を受賞したことは、彼らがハイジュエリーの分野でも一流であることの証明です。今回の受賞を機に、彼らのさらなる冒険に期待が高まります。公式サイトでは、魅力あふれるアイテムが紹介されていますので、ぜひご覧になってみてください。