年に一度の美味しさを競う!第8回ハニー・オブ・ザ・イヤー
はちみつが好きな方々の間で盛り上がりを見せている「第8回ハニー・オブ・ザ・イヤー」。このコンテストは、はちみつの資格を持つ専門家や愛好者が、最も美味しいはちみつを選ぶために開催されたものです。実施日は、特別な「はちみつの日」である8月3日に設定され、全国各地から集められた多くのはちみつがそのテイスティングを受けました。
コンテストの概要
一般社団法人日本はちみつマイスター協会が主催し、今回のコンテストには175品のはちみつがエントリーされました。エントリー商品は、国産部門87品、海外産部門63品、日本ミツバチ部門25品に分かれています。厳格な審査プロセスを経て、審査員がその香り、味わい、後味を基準に投票し、最優秀賞が決定されました。
最優秀賞の受賞結果
最終審査を通じて、国産部門で最優秀賞に輝いたのは、「うらやすハニー・百花蜜」(千葉県)の明海大学うらやすハニープロジェクトが手がけた商品です。海外産部門では「HONEY ViVa 龍眼」(台湾)が受賞し、日本ミツバチ部門では「いちえみつ 秋蜜」(福岡県)という結果になりました。このように、それぞれの部門で最高の賞を獲ったはちみつは、次のレベルにおいしさを追求した結果だと言えるでしょう。
来場者特別賞の決定
さらに、「はちみつフェスタ2025」で行われた来場者による試食投票も行われ、特別賞が選ばれました。このイベントには2日間で約200名が参加し、国産部門の来場者特別賞も「うらやすハニー・百花蜜」が受賞。海外部門では「KIRA プラチナハニー」(キルギス)と日本ミツバチ部門の「高尾蜜・春」(東京都)が選ばれました。
審査の仕組み
今回の大会では、テイスティング方式が重要なポイントでした。審査員は商品名の記載されていない容器からサンプルを受け取り、香り、味、後味の3つの項目で評価を行いました。このブラインドテイスティング方式により、商品の公平性が保たれ、真に優れたはちみつを選び出すことができるのです。
日本はちみつマイスター協会の役割
この協会は、はちみつの普及とその魅力を伝えるため、様々な活動を行っています。はちみつマイスター養成講座を開設し、全国で開催されるワークショップやセミナーを通じて、消費者への情報提供を行っています。また、百貨店や企業とも連携し、小売店での販売促進イベントも実施しています。
今回のコンテストの意義
「ハニー・オブ・ザ・イヤー」は、ただのコンテストではなく、はちみつの素晴らしさを再認識する機会でもあります。様々な種類のはちみつが市場にある中で、消費者にとって自分のお気に入りを見つける手助けとなるこのイベントは、今後も注目され続けることでしょう。
最後に
はちみつの可能性は無限です。その豊かな風味を楽しむため、ぜひ賞を受けたはちみつを試してみてはいかがでしょうか。あたなの食卓に、新たな甘さと幸せをもたらしてくれるかもしれません。