特別冷凍技術でフルーツが甘く変身
デイブレイク株式会社と株式会社POPLABが共同で行ったプロジェクトが注目を集めています。独自の特殊冷凍技術を用いることで、フルーツの糖度を高め、その美味しさを引き出すことに成功したのです。このプロジェクトは、全国から選りすぐりのフルーツを使用し、高品質な冷凍フルーツの流通を目指しています。
高品質冷凍フルーツの共同プロジェクトの概要
デイブレイクとPOPLABは、それぞれの技術力を駆使し、フルーツを特殊冷凍することによって発生する糖度の変化を研究しました。特に柑橘類を対象に、冷凍前と冷凍後の糖度を比較した結果、最大で6ポイントも糖度が上昇することが確認されました。これは、食材の甘みを閉じ込め、風味を保持する優れた技術によるものです。この技術により、フードロスの削減と地域活性化にも貢献することを目指しています。
特殊冷凍の実績と効果
冷凍技術を用いれば、一般的にフルーツが持つ味わいを失うことなく、美味しさを長期間保つことができます。今回のプロジェクトでは、デコポンやいちごを使い、冷凍後の糖度の変化を検証しました。その結果、柑橘類では糖度が上昇しましたが、いちごではあまり変化が見られなかったため、品種によって糖度が変わることも明らかになりました。この結果は、フルーツの加工・流通に新しい展望をもたらすものと考えられます。
JA香川県との連携による地域貢献
さらに、日本全国からのブランドフルーツを冷凍加工し流通させる取り組みが進められています。特に注目すべきは、JA香川県がこのプロジェクトに賛同したことです。POPLAB監修のもと、香川県の地域ブランドを活かした高品質な冷凍フルーツを全国に届けることで、地域経済の活性化にも寄与します。これにより、地域のフルーツの認知度アップや販路の拡大が期待されています。
冷凍機「アートロックフリーザー」の特長
デイブレイクの特殊冷凍機『アートロックフリーザー』は、高品質な冷凍技術を実現するために開発されたものです。急速かつ均一に冷凍することで、細胞の損傷を最小限に抑え、おいしさを保ちます。この機器は、多くの食品事業者の支持を受けており、これまでに約700社が導入しました。
未来への展望
デイブレイクとPOPLABは、今後も冷凍技術を活用し、全国各地の美味しいフルーツを冷凍加工して提供することを続けていきます。これにより、地方特産品の流通が促進され、地域の活性化にもつながることが期待されています。冷凍フルーツの未来に目が離せません!