日仏の発酵技術が作り出す新たな醤油
日本の調味料の代表格である醤油に、フランスのワイン造りの技術が組み合わさった新しい醤油が誕生しました。2025年10月1日、日本国内にて販売開始される「SHINKO NOIRE」と「SHINKO BLANCHE」は、フランスのサンテミリオンのワイナリー「シャトー・クーテット」と和歌山県の老舗醸造元「丸新本家」が手を組んで造り上げた特別な商品です。
こだわりの原材料と製法
「SHINKO NOIRE」は、フランス産オーガニックの大豆と小麦、そしてイル・ド・レの塩を使用しています。12カ月間ワイン樽でじっくりと熟成され、その色は透き通るような黒。口に含むと優しい甘みが広がり、驚くほど軽やかな後味が特徴です。一方、「SHINKO BLANCHE」は、同じ原材料を使いながらも小麦の割合が多く、ステンレスタンクで丁寧に熟成されています。淡い色合いで、繊細な甘みと香ばしさが料理の味を引き立てます。
フランスの醤油造りとは
醤油の新しい形としての「SHINKO」シリーズは、フランスの有機認証を受けており、自然に寄り添った原料選びがなされていることが特徴です。伝統的な日本の醤油製法と、フランスのワイン造りの技術を融合させた結果、全く新しい味わいの醤油が生まれました。日本の醤油の常識を覆すその風味は、現地の食文化や味覚に寄り添ったものとなっています。
包装へのこだわり
贈り物にも最適な「SHINKO」シリーズは、パッケージにも特別なこだわりが見られます。木製のボックスはインテリアとしても楽しめる美しいデザインで、ボトル形状には日本では珍しい樹脂の注ぎ口が取り入れられています。この設計により、醤油を少しずつ出せる便利さが実現しました。キャップも外側が木製で高級感があり、内側は樹脂製で使い勝手も良好です。
販売情報と価格
「SHINKO NOIRE」と「SHINKO BLANCHE」は、共に200mlで販売価格は12,960円(税込)。数量限定での販売となるため、興味がある方は早めの購入をお勧めします。購入先は湯浅醤油 九曜蔵、丸新本家 本店をはじめ、公式通販サイトでもお求めいただけます。特に、2025年の醤油の日に合わせて日本で発売されるため、記念日の特別なギフトにもぴったりです。
過去の産業賞も受賞
丸新本家は、1881年に創業し、自然派の醤油造りにこだわっています。その成果として、2023年に「第9回ものづくり日本大賞」では、経済産業大臣賞を受賞するなど、品質が高く評価されています。日本の伝統的な製法を踏襲しつつ、世界の食文化と融合した醤油体験をぜひお試しください。
新たな味の冒険が始まります。「SHINKO」シリーズで、フランスのエッセンスを感じる醤油の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。