ミャンマー大地震支援ソーラーランタンの新たな挑戦
2025年3月28日、ミャンマーのマンダレーで記録的な大地震が発生しました。この震災により、多くの人々が生活基盤を失い、厳しい状況に直面しています。これを受けて、ランドポート株式会社は特別仕様のソーラーランタン「CARRY THE SUN® ミャンマー大地震支援モデル」を、4月4日より発売開始しました。この支援モデルは「Buy One Give One®」の仕組みに基づき、公式ストアで1つ購入されるごとに、同数のランタンを被災地に寄贈するというものです。
震災直後のマンダレー
震源地であるマンダレー近郊では、伝統的な建築物や寺院が倒壊し、多くの住民がライフラインを絶たれました。40度を超える厳しい暑さや通信の途絶、さらには火災という危険な状況が続いています。そんな中、被災者たちが少しでも安心できる灯りを求めています。倒壊現場では、救助活動にあたる方々の姿も見受けられますが、彼らもまた、物理的・精神的なサポートを必要としています。
インレー湖周辺の現状
一方、ユネスコ保護区であるインレー湖周辺では、湖上に住む人々の高床式の家屋が倒れ、多くが水中に巻き込まれるという甚大な被害が発生しました。現在でも、湖水に囲まれた状況下で、ボートや野原に一夜を明かす人々がいます。暗闇の中での生活は、さらなる不安をもたらすため、夜の灯りが切実に求められています。
伝統を守る職人たち
さらに、ミャンマー各地で伝統工芸品を制作している職人たちも今、困難な状況にあります。地震による電気や水道の供給停止は、彼らの生産活動を脅かしています。豊かなミャンマー文化を支える重要な技術を守り、未来へ繋げるためにも、支援が必要です。70年以上の歴史を誇るこれらの職人たちの技術が失われてしまうことは、文化的損失にも繋がります。
CARRY THE SUN®の実績
「CARRY THE SUN®」は、阪神淡路大震災を機に生まれたソーラーランタンとして、環境への配慮と被災地支援を同時に行っています。既に能登半島地震やトルコ大地震、ヒマラヤ洪水、福島県等への支援が実施されており、2024年には6,298個のランタンが届けられました。これは、日々の防災と支援をリンクさせる新しいかたちです。
Buy One Give One®の取り組み
「Buy One Give One®」は、購入者が自己防災の意味を再認識できるだけでなく、他者への支援にも繋がります。この「買うこと」が、誰かの助けになるというアイデアは、多くの人々に支持されています。自然災害は誰もが直面する可能性があり、自分の購入が安心をもたらす一助となるのです。
ランドポート社について
ランドポート株式会社では、ただ製造・販売を行うのではなく、Buy One Give One®という社会貢献活動を通じて、直接的な支援を展開しています。ご購入から支援までが一体化した新しい試みに、ぜひご注目ください。ミャンマーの支援を通じて、私たちのアクションがどのように人々の助けになるかの一つのモデルケースとして、広がることを願っています。
商品情報
お問い合わせ先
ランドポート株式会社
メール:info@carrythesun.jp
電話:03-3255-8388