TCB東京中央美容外科が大船渡市に義援金寄付
TCB東京中央美容外科(理事長:寺西 宏王)が、岩手県大船渡市に対して、山林火災による被害支援として100万円の義援金を寄付しました。この贈呈式が行われたのは2023年3月26日で、TCBの佐々木孝輔医師が岩手出身の市長、渕上清氏に目録を手渡しました。
背景と目的
大船渡市では、2023年2月26日に大規模な山林火災が発生し、多くの方が被害に遭いました。この事態を受けて、TCBは義援金を通じて地域の支援を行うことを決めたのです。佐々木医師は地元出身であり、釜石市や宮古市の医療機関でも勤務した経験があり、大船渡市についての思いを強く抱いていました。
贈呈式では、佐々木医師が「火災で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。一日も早く元の生活に戻れることを祈っています」と述べ、被災者のために役立つような支援を続けたいという意向を示しました。
市長の感謝の言葉
渕上市長も、TCBの支援に感謝の気持ちを表明しました。「多くの消防隊、自衛隊、警察などの活動によって火災は鎮圧されましたが、被害は広範囲に渡っています。2900ヘクタールの森林の焼失をはじめ、200棟以上の住居と建物が焼け落ち、地域経済にも大きな影響が出ています」と指摘し、寄付金の使い道についても言及しました。
火災によって漁業にも多大な損害が発生し、養殖場のアワビや養鶏場の鶏が死滅するなど、深刻な状況です。市長はこの義援金が被災者の住宅や生業の再建につながるよう、適切に活用されることを望んでいます。
TCBの今後の取り組み
TCBは、ただ寄付するだけではなく、地域との対話を重ね、実際に支援が必要な場所を確定しながら、持続的な支援を行う意向を示しています。佐々木医師は「被災地の人々に寄り添い、何ができるのかを考え支援を続けていきたい」と語りました。
TCBは全国に105院を持ち、患者の「キレイを幸せに」という理念のもと、様々な治療を提供している美容クリニックです。今後も地域への寄付や支援活動を続けていく姿勢を明らかにしています。特に、エベレスト登頂に挑戦中の中園医師の成功とその成果を、地域社会に還元する意図も込められています。
結び
大船渡市の復興には多くの協力が必要ですが、TCBのような企業が支え合うことで、地域の早期再生が実現できることを期待しています。寄付や支援の意義を深く理解し、助け合いの輪を広げていきたいものです。