京都・鶴屋吉信で味わう新感覚の和菓子御朱印『御菓印』

京都市上京区に位置する老舗和菓子店、鶴屋吉信が2025年12月13日（土）から「御菓印（ごかいん）」の提供を開始します。この新たな試みは、全国の和菓子店がデザインを施した“和菓子の御朱印”で、特に和菓子を通じてお客様との絆を深めたいという思いから生まれました。これまで経験したことのない、和菓子とともに歴史や文化を感じる魅力を提供します。

『御菓印』とは？

御菓印は、全国銘産菓子工業協同組合が手掛けるプロジェクトで、各和菓子店の本店でしか味わえない特別な御朱印です。これは、各店の個性や伝統、そして本店ならではの魅力を伝えるために企画されました。

御菓印を手に入れることで、地元のお店の歴史や、旅行先での出会いを深める特別な体験を促進します。これにより、多くのお客様が和菓子をより身近に感じ、楽しむことができる機会を提供します。

鶴屋吉信の御菓印デザイン

特に注目したいのは、鶴屋吉信の御菓印に描かれた、上村淳之画伯による「丹頂鶴」の杉戸絵です。この美しい作品は、1992年に本店が新しく建設された際に創作され、鶴屋吉信本店の象徴とも言える存在です。訪れた際には、ぜひこの杉戸絵に目を向けてみてください。見どころ満載の本店で、思い出に残る時間を過ごすことができます。

御菓印の取得方法

御菓印は、鶴屋吉信本店で1,500円（税抜）以上の購入をしたお客様にプレゼントされます。お買い上げ金額が満たない場合でも、300円（税込）で購入可能です。ただし、この特典は本店のみに限定されていますので注意が必要です。

御菓印帳の発売

また、御菓印をさらに楽しむための御菓印帳も販売されます。これにより、集めた御菓印を美しく保存でき、いつでも見返すことができます。ポケット式のこの帳面は、20ページのジャバラ式で、使い勝手も抜群です。価格は2,860円（税込）となっています。

鶴屋吉信について

鶴屋吉信は、1803年に創業以来、220年以上、京都の地で老舗和菓子店として歴史を刻んできました。「ヨキモノを創る」を家訓とし、伝統的な技術を受け継ぎながらも、現代的なセンスを取り入れて新しい和菓子やカフェの提供に努めています。 | 季節感のある製品展開やコラボレーション企画に取り組み、和菓子の新たな魅力を広げています。