特別な瞬間を創る、眼鏡のカスタマイズ体験サービスの魅力

老舗の眼鏡フレームメーカー、株式会社佐々木セルロイド工業所が、革新的な体験型カスタマイズサービス「CUSTOM LAB by Sasaki Celluloid」を2026年4月にスタートします。このプログラムは、眼鏡の製作過程をお客様自身がリアルに体感できる、まさに特別なものです。

CUSTOM LABとは？

「CUSTOM LAB」は、通常工場で行われる眼鏡フレームの削り出し工程を店頭で生で見ることができるサービスです。お客様は、その場で選んだ素材やデザインをもとに、専門の機械でフレームの原型が削り出される様子を見守ります。この体験を通じて、眼鏡作りの工程や職人の技術の価値を実感でき、ただの“道具”を超えたパートナーとしての眼鏡を得ることができます。

体験の流れ

体験はまず、生地や柄を選ぶことから始まります。その後、フロントフレームやテンプルの削り出しが行われ、実際に眼鏡が形作られていく様子を目の当たりにできます。この工程を経て、工場で精密な仕上げを施し、最終的に完成した眼鏡が店頭に並ぶのです。

この体験を通じて、自分のために作られる特別な眼鏡の価値を再認識し、愛着が湧くこと間違いなしです。

職人技の再評価

近年のファストファッションの影響で、眼鏡も低価格で手軽に手に入るようになりましたが、その背景には職人の手間や技術が隠れています。佐々木セルロイド工業所は、これからの時代にこそ本物の価値を再発見することが重要だと考えています。お客様に本当に良いものを愛し、長く使うことの価値を感じてもらえることを目指しています。

新たなビジネスモデル

同社は2025年10月に東京ビッグサイトで開催される国際メガネ展（iOFT 2025）に参考出展する予定で、2026年4月からは全国の百貨店や眼鏡専門店で催事形式の販売を開始します。目標は1回あたり10オーダー、年間50本の販売を実現することです。これにより、多くのお客様にこの革新的な眼鏡カスタマイズ体験を届けることを目指しています。