推し菓子を選ぼう
2025-10-10 11:49:29

利用者と作り手が織りなす「推し菓子」オンライン投票の舞台裏

利用者と作り手が織りなす「推し菓子」オンライン投票の舞台裏



はじめに


9月27日、東京の生活協同組合パルシステム東京が開催したオンラインイベント「おうちde作り手と会おう!パルシステムお菓子選手権」は、利用者と作り手が直接交流する機会を提供しました。このイベントでは、家庭で楽しむことのできるオリジナル菓子が紹介され、参加者たちがその魅力を深く知ることができました。子どもたちも参加し、今後の菓子選びに自らの意見を反映させる貴重な機会となりました。

作り手の思いを直接聞く


「推し菓子」を選ぶために、参加したのは3つの菓子製造会社の担当者たち。彼らは自社の商品に込めた思いや製造過程について詳しく説明してくれました。そして、参加者がリアルタイムでその説明を聞きながら、菓子作りの裏側を知ることができるというのは、特に子どもたちにとって魅力的な体験だったと思います。

ポテトチップス(しお)の製造秘話


有限会社菊水堂の代表、岩井太一さんは、シンプルでありながら奥深い「ポテトチップス」製造の秘密を披露しました。じゃがいも、油、塩のみを使ったシンプルなレシピに、こだわり抜いた品質管理がなされていることが特徴です。どの季節にどの地域のじゃがいもを使用するかを見極め、揚げ油の温度調整を行い、素材の味を最大限に引き出しています。この品質へのこだわりこそが、菊水堂のポテトチップスが愛される理由でした。

産直小麦のカステラの魅力


次に、株式会社髙山の味崎拓郎さんが紹介したのは、国産原料にこだわった「産直小麦のカステラ」。北海道産の小麦と濃縮乳、山形の新鮮な卵を使用して作るこのカステラは、添加物を含まず、職人の技が光ります。しっとりとした食感を実現するために焼成前の「泡切り」が行われ、昔ながらの素朴な味わいを生かしています。参加者からは、「昔からある味で安心感がある」との声も多数寄せられました。

産直玄米のパフチョコ


最後に、三菱食品の鈴木大輔さんは、利用者からの意見を取り入れて開発した「産直玄米のパフチョコ」の秘密を語りました。この商品は、パルシステム東京と産直提携しているJA津軽みらいの玄米を用いており、パルシステムの理念が詰まった一品です。初めてこのような玄米入りのパフチョコを体験した参加者からは、「産直原料の良さが感じられる」との感想が寄せられました。

投票の結果と今後の展望


イベントの最後には、参加者たちがそれぞれのお気に入りの菓子に投票するターンがありました。「どれも美味しい」「もっと食べたい」との声が飛び交い、楽しい雰囲気の中でそれぞれの作品が称賛されました。

今後もパルシステム東京は、利用者と作り手との交流を深める機会を作り、相互理解を通じて新しい商品を生み出していくことを目指します。2025年の国際協同組合年を迎えるにあたり、この活動がさらに広がりを見せることを期待しています。


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