チョコで学ぶSDGs
2025-02-07 13:33:56

森永製菓、チョコレートでSDGsを学ぶ出張授業を実施

森永製菓株式会社が開催した出張授業「未来ラーニング~チョコレートでSDGsを学ぶ~」は、社会貢献と教育を融合させた新しい試みです。この授業は、2月7日に横浜市立下末吉小学校で実施され、森永製菓の社長である太田栄二郎が講師を務めました。

このプログラムの背景には、同社が長年取り組んできた「1チョコ for 1スマイル」という活動があります。この取り組みは、カカオが栽培される国々の子どもたちを支援するもので、商品の売上の一部を使って教育環境の改善や児童労働問題への対策を行っています。

出張授業の内容としては、チョコレートを題材に、SDGsの重要性やカカオの生産背景に関する学びが含まれています。子どもたちは、実際のチョコレートやその生産過程について学ぶことで、食に対する理解を深め、自分たちの食生活を見直す機会となりました。

森永製菓は、過去数年にわたり、食育の一環として小学校向け出張授業を行ってきました。これまでに多くの子どもたちが参加し、同社の食育活動は着実に成長を遂げています。出張授業の参加者数は2025年までに9,397名に達すると見込まれています。

新たに企画された「未来ラーニング」プログラムでは、全国の従業員が講師として参加できるようにしており、実際に477名の従業員が授業を行いました。このような取り組みによって、森永製菓は食を通じて人とのつながりや、社会問題を考える力を育むことを目指しています。

太田社長は、子どもたちにカカオの主産国であるエクアドルやガーナでの現状を伝え、支援の重要性を説きました。「食育」の一環として、同社が掲げる中期目標は、2024年度から2026年度までで20万人の食育体験者数に到達することです。

これからも森永製菓は、子どもたちの未来を考え、「食」を通じた心と体の健康に貢献し続ける意向を示しています。出張授業は、参加者の感想などを通じて、さらに内容を深化させることを計画しているとのことです。

また、森永製菓の食育活動には、出張授業だけでなく、訪問型の「森永エンゼルミュージアムMORIUM」や鶴見工場見学も含まれています。これらの取り組みを通じて、好きな食べ物について学ぶ楽しさを味わうことができます。

「1チョコ for 1スマイル」は、森永製菓の活動の一環とも位置づけられ、2008年から支援を開始して以来、多くの子どもたちに変化をもたらしてきました。これまでに約3億1772万円が支援活動に寄付されています。

特別支援期間として今年度もキャンペーンが行われており、対象商品の売上1個につき1円が、教育支援に役立てられます。これにより、全ての子どもたちが教育を受けられる環境に近づくことが期待されています。

森永製菓の取り組みは、食に対する意識を高めるだけでなく、未来の世代を守るための大切な活動となっています。今後も企業と地域社会の連携を深めることで、持続可能な未来へとつながることを願っています。


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