ラクサス・テクノロジーズが推進する平和への願い「おりづるプロジェクト 2025」
2025年に迎える被爆80周年に向け、ラクサス・テクノロジーズ株式会社が進める「おりづるプロジェクト 2025」が注目を集めています。このプロジェクトは、平和へのメッセージを込めた千羽鶴を広島市平和記念公園に寄贈する取り組みであり、幅広い世代が参加しながら平和に対する思いを共有してきました。
プロジェクトの背景
この活動は、2022年にラクサスがスタートさせたもので、パートナー企業や団体の協力を得ながら、広島から世界へと平和の願いを発信することを目的としています。実際に、株式会社ワールドがこのプロジェクトを支援し、5月から全社で制作を進めた千羽鶴を、7月11日にラクサスに贈呈しました。
千羽鶴の制作過程
ワールドでは、このプロジェクトに向けて社内におりづる制作スペースを設け、社員やその家族を招いたワークショップを実施。社内報「MOVING」を通じて参加呼びかけ、神戸本社やグループ各社と協力して、目的意識を持ちながら活動を進めました。
さらに、地域の子どもたちやその家族も参加できる「SDGsワークショップ」を通じて、より多くの人々が平和について学ぶ機会を設けました。
子どもたちが制作したおりづるが集まり、社員や地域住民の心が一つになった結果、合計4,000羽ものおりづるが完成しました。これらの鶴は、「ワールドブルー」の糸でつなぎ合わせ、広島の青空をイメージしたリボンで結ばれています。このようにして、作られた千羽鶴は、アパレル資材のリユースを取り入れた創造的なプロジェクトとなりました。
平和への願い
完成した千羽鶴は、被爆80周年を祝い、ラクサスを通じて広島平和記念公園に寄贈されます。ラクサスの高橋社長もこのプロジェクトに対して感動を表し、多くの人々の手によって制作された鶴に込められた平和への願いを称賛しました。平和がなければ、私たちがファッションを楽しむこともできないとし、今後も平和を願う気持ちを大切にしていくことの重要性を訴えています。
今後の展望
「おりづるプロジェクト 2025」は、ラクサスとワールドが協力し、平和のメッセージを広めるための大きなステップとなります。地域の人々や企業が一体となって行動するこのプロジェクトは、今後も継続される予定で、平和についての意識を高めるためのさまざまな活動が行われることでしょう。皆さんもぜひ、こうした取り組みに参加してみてはいかがでしょうか。平和を願う思いを込めた千羽鶴が、未来を変える力となるかもしれません。