2023年のゴールデンウィーク、横浜市金沢区にある称名寺で、伝統的な能と狂言の魅力が体験できる「称名寺薪能」が開催されます。今年で29回目を迎えるこの催しは、金沢区制50周年を記念して始まり、地域の人々に愛され続けてきました。公演は令和8年5月3日(祝・日)に行われ、17時開演、16時開場で、称名寺の境内に設置された特設舞台で行われます。万が一雨天の場合は金沢公会堂で2部制にて開催されるため、悪天候でも楽しめるのが嬉しいポイントです。
今年の能の演目は「大会(だいえ)」です。この物語では、自分を救ってくれた僧の願いを叶えるために天狗が登場し、偽の釈迦説法の大会を演じます。その結果、帝釈天がその僧の信心を惑わせた天狗を懲らしめるというストーリーが展開されます。
また、狂言「寝音曲(ねおんぎょく)」では、主人から謡を頼まれた太郎冠者が、「酒と膝枕がなければ声が出ない」とユーモラスにからかうシーンが描かれます。主人は酒を振る舞い、自ら膝枕をして彼を謡わせようと奮闘する様子が hilariously も演じられます。
出演者には、能を代表する櫻間右陣先生(シテ方金春流、重要無形文化財総合指定保持者)が確約されており、狂言には野村萬斎先生(狂言方和泉流、同じく重要無形文化財総合指定保持者)が登場します。
【称名寺薪能の歴史】
称名寺薪能は、金沢区内で展開される能の演目「六浦」や「放下僧」をきっかけに、実行委員会と金沢区の共催で始まりました。地域の若者や子供たちが関わり、演目の一部を謡う「連吟(れんぎん)」に参加できるなど、地域に密着した活動を続けています。
また、金沢木遣囃子保存会による木遣の披露も行われ、地域に根ざした伝統芸能を次世代へと継承する機会を提供しています。来場者は、古き良き文化を身近に感じることができ、薪能の独特の雰囲気を存分に楽しむことができることでしょう。
【チケット情報】
チケットは全席指定で、SS席が11,000円、S席が8,500円、A席が7,500円で提供されます。前売券は令和8年1月16日(金)から、カンフェティの公式HPにて購入可能です。特設舞台での生の能や狂言を観る絶好のチャンス、ぜひこの機会をお見逃しなく!
この伝統的な催しでは、地域の歴史や文化を体感できる貴重な場を提供し、次世代につなげるための機会となることを願っています。皆様のご来場をお待ちしています。