地域密着のスイーツ誕生!
このたび、富山県の三郎丸に本拠地を置く若鶴酒造株式会社が、近隣の「Patisserie Vert(パティスリー ヴェール)」と手を組み、魅力的なコラボレーションスイーツを発売しました。このプロジェクトは、地域の複数の企業や店舗が連携することで実現したもので、地域活性化の新たな形を示しています。
コラボ商品紹介
三郎丸蒸留所のウイスキーカヌレ 3個セット
このスイーツは、プレーンとチョコの2つのフレーバーが楽しめるカヌレで、どちらも三郎丸蒸留所の自社製ウイスキー「SAB.SUNSET RED」を使用しています。さらに、梅の香りが特徴の「UMESKY」を使ったバリエーションもあり、それぞれの風味が絶妙に引き立てられています。価格は1,500円(税込)で、要冷凍のため、解凍後は2日以内にお召し上がりください。
香酒花(かすか)酒粕ティグレ 5個セット
こちらは、苗加屋の純米大吟醸の酒粕を使ったティグレで、しっとりとした生地にチョコレートの旨みがコーティングされています。優しい甘さと華やかな香りが口いっぱいに広がり、「香酒花」と名付けられています。5個セットは2,000円(税込)、バラ売りは350円(税込)での提供です。解凍後は1週間以内にお召し上がりください。
地域活性化への取り組み
今回のコラボレーションは、単に美味しいスイーツを提供するだけでなく、地域の多様な主体が連携することで、地域活性化を目指しています。三郎丸蒸留所とPatisserie Vertのつながりは、富山県内の油田作業所(社会福祉法人 手をつなぐとなみ野)との協力によっても強化されています。この作業所では、特性に応じた支援を行いながら、お菓子の製造やイベント出店を通じて「働く」ということの喜びを育てています。
若手パティシエ藤井雄大氏のストーリー
パティシエの藤井雄大氏は石川県の名店で修業を重ねた後、地域住民に無償でケーキを配布するという活動を行いました。この活動を通じて、彼は「お菓子の力」と地域とのつながりの重要性を実感しました。この経験が、彼が地元・砺波市でお菓子の店を開設する決意へとつながったのです。
発売日と商品購入方法
これらのスイーツは、若鶴酒造の大正蔵ショップで9月13日から購入可能です。冷凍保存が必要なので、購入後の保管方法にも注意が必要ですが、ぜひこの機会に地域の魅力を体感できるスイーツを楽しんでみてください。
終わりに
Patisserie Vertと三郎丸蒸留所のコラボレーションスイーツは、美味しさだけでなく、地域との絆や活性化を実現する素敵な取り組みです。今後もこのような地域密着型のプロジェクトが増えることで、富山県三郎丸がさらに魅力的な場所になることを期待しましょう。