新田醸造のリニューアルオープン
信州の伝統が息づく味噌蔵・新田醸造が、2025年12月1日(金)に店舗を全面改装し、グランドオープンします。約170年の歴史を持つこの蔵は、味噌の製造だけでなく、地域の文化を体現する場所として、多くの人々に親しまれてきました。今回は、そのリニューアルの全貌をお届けします。
リニューアルのポイント
1. 外観・内装の刷新
新田醸造の外観と内装は、木材の温もりを感じられるデザインに一新され、訪れる人に静かな安らぎを提供します。店内中央には、大正時代から使われている4トンの木桶が展示され、ここでの味噌作りの歴史を目の当たりにできます。さらに、陳列棚の色合いは「味噌が熟成していく色のグラデーション」を表現し、味噌の時間の流れを視覚的に楽しむことができます。
また、江戸時代から続く蔵の天井梁をあえて露出させ、その構造美を強調することで、百年以上の歴史を感じることができる空間が生まれました。エントランスには新たなブランドロゴをあしらった暖簾がかかり、訪れる人を出迎えます。
2. 体験型スペースの導入
新田醸造では、試食コーナーも追加され、お客様が購入前にさまざまな種類の味噌を食べ比べすることが可能に。本物の味をまず体験することで、自分のお気に入りの味噌を見つける楽しさが広がります。このような体験型のサービスは、ただの買い物をより豊かなものにしてくれるでしょう。
3. 蔵限定の「みそソフトクリーム」
さらに、蔵の売店では、「みそソフトクリーム」もおすすめです。信州白樺印みそを使用した特製ピューレがソフトクリームにかかり、あまじょっぱい味わいが絶妙です。自家製の濃厚な味噌とソフトクリームのクリーミーさが調和し、クセになるスイーツです。
オープン記念キャンペーン
リニューアルを記念し、2025年12月1日(金)から新田醸造の売店で税込3,000円以上のお買い物をされたお客様には、先着300名様限定でオリジナルトートバッグをプレゼント!この機会をお見逃しなく、ぜひ記念品を手に入れてください。
新田醸造のこだわり
新田醸造は江戸末期から続く老舗の味噌蔵で、看板商品である「信州白樺印みそ」を中心に、伝統的な方法で作られる長期熟成の天然醸造味噌を提供しています。近年、6代目の夫婦が新たに事業に加わり、ブランドのリニューアルやEC強化、味噌に関するスイーツの開発などにも力を入れています。今後の「伝統×革新」をテーマにした取り組みにも注目です。
新田醸造は、単なる味噌の販売だけでなく、訪れる人々に体験と文化を伝える場として進化を遂げています。ぜひリニューアルされた新しい空間を訪れ、信州の味噌文化を体感してみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ
新田醸造有限会社
長野県埴科郡坂城町南条7112
TEL:0268-82-2782
Mail:
[email protected]
担当:森 恵(もり めぐみ)