ブルーブロッサムイベント
2025-11-05 17:30:31

地域と障がい福祉をつなぐ「ブルーブロッサム」3周年記念イベント開催

地域と障がい福祉をつなぐ3周年記念イベント



11月16日、札幌市の本願寺札幌別院にて、株式会社ブルーブロッサムの設立3周年を記念する「ブルーブロッサム3周年記念 感謝イベント」が開催されます。このイベントでは、北海道産の規格外野菜を活用し、食品ロスの削減と障がいのある方の就労支援を目的とした様々なアクティビティが用意されています。

イベントの背景



株式会社ブルーブロッサムを代表する工藤勲さんは、発達障がいのある娘を持つ親として、彼女が安心して働ける場所を提供したいという願いからこの企業を立ち上げました。文部科学省の調査によると、特別支援学校の高等部を卒業した生徒のうち、一般企業に就職できるのはわずか20%に過ぎない現状があります。この課題を解決するために、地域の高校生たちと共に特別なイベントを企画しました。

体験型の学び



今回のイベントでは、地域、福祉、教育を交差させるテーマのもとに、様々な体験が用意されています。来場者は、障がいのある方が製造に関わった焼き菓子「パウンドケーキ」や「Vege Rusk」の試食・販売に参加することができ、また高校生たちが企画したスペシャルステージやスイーツづくり体験を通じて、多世代の交流が図れます。

参加者が食べて、学び、話し合い、考えることで、身近な社会課題を知る機会を与え、そこからさらに関わりを持つきっかけを作ることが狙いです。

地域を支える新しい福祉の形



工藤さんはこのイベントを通して、「福祉を特別なものではなく、地域社会や教育の中に当たり前のようにある仕組みとして根付かせたい」と語ります。働くことが生きづらさにつながるのではなく、むしろ生きがいに変わるような社会を目指しているのです。

イベントは、13時から16時まで行われ、その間にワークショップや物販展示のブースも設けられ、多様な体験が期待されます。

次世代を育む場として



この取り組みは、参加者が自ら地域に貢献できることを実感する機会ともなり、その中で小さなつながりが生まれることが期待されています。工藤さんは、「自分たちも社会に貢献できる」との想いを持った高校生たちとのコラボレーションを通じて、次世代が動かす新たな社会のかたちを示す場となることを望んでいます。

イベント概要


  • - 名称: ブルーブロッサム3周年記念祭り
  • - 日時: 2025年11月16日(日)13:00〜16:00
  • - 場所: 本願寺札幌別院(札幌市中央区)
  • - 主催: 株式会社ブルーブロッサム
  • - 協力: 札幌龍谷学園高等学校、一般社団法人fanfare、Hooky!

ぜひ、この機会に地域と福祉、教育がつながる様子を体感し、多くの人々と共に未来の社会を考えてみませんか。取材を希望される方は、事前にご連絡をお願いいたします。


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