日本の食品の挑戦
2025-11-06 11:52:48

インド市場での日本の食品プレゼンスを高めるツナガルの取り組み

インド市場での日本の食品プレゼンスを高めるツナガルの取り組み



2025年9月25日から28日まで、インドのニューデリーで開催される「World Food India 2025」に出展するツナガル株式会社。会社のコアバリューである「繋がりの力で、日本のプレゼンスを上げる」を掲げ、日本のフルーツを用いた加工品の市場調査を行うことが目標です。この試みは、インド市場における日本の存在感を高めるための重要なステップとなります。

イベントの概要



World Food Indiaは、インド最大級の食品業界の展示会です。約2000社が参加し、来場者数は10万人に達すると言われています。この場は、日本の食文化を広める絶好の機会でもあります。出展企業は、インド市場のニーズに応じた商品開発の参考を得ることができます。ツナガルも9月に行われるMela! Mela! Anime Japan!!に出展し、「趣味・体験に投資する層」のデータを収集した経験を活かして現地の嗜好を知るチャンスを見逃しませんでした。

出展の背景とニーズの把握



ツナガルのミッションは、「地域にコミットし、外貨を稼ぎ、日本のプレゼンスを上げる」となっています。彼らはこれまで台湾やフランス、中東などと連携し、多様なビジネスを展開してきました。今年度は、14億人の人口、平均年齢28歳というインド市場に目を向け、調査を開始しました。Mela! Mela! Anime Japan!!に続くWorld Food Indiaでは、日本の食と文化に関する生のデータを収集し、さらなるローカライズを進めるための重要なインサイトを得るつもりです。

食品への関心とテストマーケティング



出展にあたり、ツナガルは京都や愛媛、北海道からの加工品を用いてテストマーケティングを実施しました。特に、甘納豆やブルーベリージャム、フルーツビネガーはインド市場における嗜好の変化を捉えるための焦点となります。現地の食品業界関係者からのフィードバックを元に、品質やストーリー性が評価されています。さらに、オーガニックや健康志向というグローバルトレンドも反映されており、意見を収集する重要な場となりました。

ローカライズの展望



インドではベジタリアンが多数を占め、海外からの食品も「インド流」にカスタマイズされる傾向が強まっています。今回の出展では、様々な業界の専門家とのネットワーク構築が進められ、日本の食品をインド市場に受け入れられる形にするための具体的な知見を集めました。今後は、インド人訪日客に向けたスキームの開発を進め、素晴らしい日本の食を広めていく計画です。

ツナガルの支援内容



ツナガルは企業や自治体に対して、インドでのマーケティングや調査、オンラインイベントの実施をサポートします。また、展示会の企画運営や広報支援、食ツーリズム商品の開発、更にはBtoBや行政連携においても力を入れています。これにより、インド市場に進出する際の効果的なターゲティングを提供し、リスクを軽減します。

今後はムンバイやバンガロールなどの主要都市においてもマーケティングを拡大し、形成されたファンコミュニティを基盤に商品のテスト販売や嗜好調査を進め、地域資源を活用したプロモーションを展開することが見込まれます。

ツナガル株式会社について



ツナガル株式会社は「日本の宝を世界に届ける」ことを目的に地域の持続可能な発展を目指しています。様々な事業を展開し、インド市場への参入を希望する企業や自治体との連携を期待しています。詳細は公式ウェブサイトで確認してください。

【問い合わせ先】
HP: ツナガル株式会社
Email: [email protected]


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