新たな和スイーツの発信地『Anko(あんこ)』
アラブ首長国連邦の首都アブダビに、話題のジャパニーズパティスリー『Anko(あんこ)』がオープンしました。この新しいパティスリーは、チームラボ、アブダビ文化観光局、デベロッパーのミラル社が手がける大規模アートプロジェクト「teamLab Phenomena Abu Dhabi」の中に位置し、注目されています。日本の著名なシェフである大山恵介(ease)と、Miral Experiencesの専属シェフであるステファノ・デ・コスタンツォが共同でメニューを制作した新感覚の和菓子が楽しめる店舗です。
『Anko』は、日本の食文化の豊かさを体現するため、和菓子をはじめ、和のテイストを取り入れた洋菓子や独自のスイーツを展開しています。特に、両シェフの専門技術を活かした和菓子には、四季を感じる素材を存分に使用し、職人の手仕事による精細さが際立っています。これにより、訪れる人々に新しい日本のスイーツ体験を提供し、五感で楽しむことができます。
メニューの魅力
『Anko』では、メニューに多様なスイーツを取り揃えており、伝統的な和菓子から創作スイーツまで幅広く楽しむことができます。具体的には、以下のようなメニューが用意されています。
菓子類
- - あんみつ:さっぱりとした風味で、日本の特産物の美味しさを感じさせます。
- - 大福:甘くてしっとりとした食感が特徴。
- - どら焼き:日本で長年愛されてきた贅沢な和菓子。
パン
- - あんぱんやクリームパンなど、日本のふわふわパンが多彩に展開。
- - カレーパンなど人気の惣菜パンもあります。
洋菓子
- - 抹茶やさくらんぼ、高級バターを活かしたフルーツケーキ、シュークリーム、チーズケーキなど、優しい甘さの洋菓子が揃っています。
これらのスイーツは、視覚的にも魅力を放ち、チームラボ・フェノメナのデジタルアート作品と共鳴する設計になっています。照明や器のデザイン一つひとつが、このアートプロジェクトのエネルギーを映し出しています。『Anko』は、ただのスイーツ店ではなく、食とアートが融合する全く新しい体験を提供する空間です。
シェフ大山恵介の経歴
大山恵介シェフは、1986年に埼玉県で生まれました。彼は日本菓子専門学校で和洋菓子を学んだ後、名店での経験を積みました。その後、フランスでさらなる技術を磨き、帰国してからは数々の名店でシェフパティシエとして活躍。2018年には、料理人コンペティション「RED-U35」で唯一のパティシエとして優秀な成績を収めました。新たにオープンした『Anko』でも、彼のこだわりと創造性が光っています。
アブダビ文化地区での注目のスポット
『Anko』は、ルーヴル・アブダビやグッゲンハイム・アブダビなどが集まる文化地区に位置し、訪れる人々に日本の伝統文化と美を直接体感する機会を提供しています。今後も、この特別なパティスリーに注目し、新しいスイーツの冒険を楽しんでください。
店舗情報
- - 店名: Anko(あんこ)
- - 住所: teamLab Phenomena, Saadiyat Cultural District, Abu Dhabi, United Arab Emirates
- - 営業時間: AM10:00〜PM7:00
- - Ankoホームページ
- - Anko Instagram
日本の豊かな食文化をアブダビに届ける『Anko(あんこ)』。ぜひ足を運んで、味わってみてはいかがでしょうか。