Z世代のホンネ調査:SHEINとTemuの実態
この度、株式会社RECCOOのクイックリサーチサービス『サークルアップ』が行った調査では、Z世代の大学生の間でのSHEINとTemuに関する意識が浮き彫りになりました。若い世代は、これらのブランドが抱える労働問題や健康リスクについてどのように考えているのでしょうか。
調査の概要
本調査は2025年3月6日に実施され、300人の大学生から有効回答を得られました。彼らのリアルな意見を反映するため、1年生から4年生までの学生を対象に行いました。
利用経験のある学生は約7割
調査結果によると、SHEINやTemuを利用したことがある学生は7割に達しました。特に、約4割がこれらのサービスを継続的に利用しているという話は、ブランドの人気を示唆しています。コロナ禍からの復興期に、若者たちが手軽にファッションを楽しめる手段としてこれらのブランドが選ばれていることは間違いないようです。
労働問題への認識
一方で、利用者の中で7割がこれらのブランドが抱える労働問題を認識しているという驚きの結果が出ています。さらに、239名のうち6割以上が「SHEINを利用することに罪悪感を覚えている」と回答しました。労働環境や製品の質、環境への配慮といった点でも問題が多いことを理解しつつ、それでも利用が継続されている現状について考えてみたいと思います。
罪悪感の中での利用動機
罪悪感を抱えながらもSHEINやTemuを使う理由のひとつとして挙げられたのが「衣装として使うため」という意見です。具体的には、ダンスイベントやSNS投稿用のアイテムとして、また仮装衣装として利用されることが多く、質の高い衣類が求められる日常使いとは異なるニーズが存在しています。ある学生は「一度だけ使うには丁度良い」「デザインが豊富なので自分が求めるものが見つかりやすい」との声もありました。
学生のリアルな声を届ける『サークルアップ』
この調査を通じて、Z世代のリアルなホンネを各企業に伝える手段として、サークルアップが機能していることが伺えます。大学生の生の声をお届けすることで、表面的な理解を越えた深い理解が促進されることを目指しています。
お問い合わせと今後の展望
今後もサークルアップを通じて、Z世代のニーズに応える調査を行っていきます。本調査のローデータ提供も行っており、興味のある企業の方はぜひお問い合わせください。