アイルランド乳製品の展望
2026-04-02 15:03:20

アイルランド産乳製品の2025年対日輸出実績と市場展望

アイルランド産乳製品の2025年対日輸出実績と今後の展望



アイルランド政府食糧庁Bord Bia(ボード・ビア)が2025年の対日乳製品の輸出実績を発表しました。その結果、アイルランドから日本への乳製品輸出量は約11,600トン、輸出額は約5,265万ユーロ(約95億8,000万円)となりました。これは前年比で見て輸出量が7.0%、輸出額が8.9%減少したものの、アイルランド産乳製品のやはり高付加価値が保たれていることが特徴です。

品目別の輸出構成



アイルランド産乳製品の中では、チーズが最大の輸出項目として位置づけられており、約10,500トン、これに対する輸出額は約4,625万ユーロ(約84億1,000万円)となり、対日乳製品輸出全体の約90%を占めています。また、カゼインも注目すべき点で、輸出量は約380トン、前年比では13.2%増となりました。この結果は、日本市場における健康志向の担い手として、日常的に栄養補助食品を摂取するニーズの高まりを反映しています。

安定した供給基盤



2025年のアイルランドにおける生乳生産量は80.4億リットルとなり、前年同期比で見ても4億680万リットル増加しました。この安定した供給力は、アイルランドの乳業が持続的に成長している証といえます。1975年から2025年にかけて、生乳の生産量はほぼ倍増しており、その成果はアイルランド国内の酪農業の信頼性を高めています。

日本市場での強化策



2025年には、アイルランドの主要な乳業企業が日本市場へのアプローチを強化しています。ティルラン社は日本法人にカントリーマネージャーを迎え、本格的な展開を始めました。そして、キルケニーにあるホエイプロテイン加工施設に対する1億2,600万ユーロの投資も計画されています。この投資は、生産能力や品質の向上を目指すものです。

一方、ケリー・デイリー・アイルランド社はケリー・グループから独立して、2025年を迎えました。暫定名称での事業展開の中、乳製品加工企業としてのSustainable Dairy Partnership(SDP)にて、初のステージ5認証を獲得することに成功。新たなコーポレートブランドは、2026年の中頃に発表される予定です。また、レイクランド・デイリーズ社は日本市場進出を図りながら、高品質なアイルランド産グラスフェッドバターの輸出にも力を入れています。

まとめ



今後もアイルランド政府食糧庁Bord Biaは日本市場をターゲットにして、アイルランド産乳製品の品質の高さや安全性、持続可能性、安定した供給力を訴求していく方針です。日本市場でのアイルランド産乳製品の拡大は、今後ますます期待されるでしょう。これらの動きは、アイルランド産乳製品に興味がある人々にとっても注目のトピックです。


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