伝統を受け継ぐ夫婦
2025-08-30 08:48:15

日本の伝統文化を継承する夫婦の印章工藝の道

夫婦で挑戦した印章彫刻技能士への道



鎌倉市にある老舗印章店「鎌倉はんこ」の店主、月野允裕さん(46)とその妻、千恵子さん(41)が、国家資格である一級印章彫刻技能士に夫婦で合格しました。これは全国的にも珍しいことで、夫婦でこの資格を持つ組は数組とされています。

合格の背景


この資格は、厚生労働省の厳しい審査を通過した者のみが得られる名誉の称号です。受験には7年以上の実務経験または二級合格後の2年以上の経験が必要で、試験は三年ごとに開催され、非常に競争が激しいです。今年度の試験では、神奈川県内からただ一組、彼ら夫婦だけが受験し、多くの受験者が集まる中でその腕前を競い合いました。

特訓の日々


合格までの道のりは並大抵ではありませんでした。特に技術が要求される実技試験は、18ミリの柘材に16文字を彫るというもので、試験時間は5時間30分。文字の太さはわずか0.2ミリという極細なもので、精密な技術が必要です。彼らは3年前にも挑戦し、不合格になりましたが。「次こそは絶対に合格する」という決意から、日中の仕事に加えて講習会に出席し、早朝や深夜の練習を重ねました。

一人当たり50本以上の柘材を彫刻し続けた努力が実を結び、見事合格を果たしました。

伝統の継承


月野さん夫妻は「一生を共にする印鑑を職人の技術でしっかりと作り、責任を持ってお渡ししたい」と語ります。また、全国的な印章彫刻技能士の減少に懸念を示し、技術を後世に伝える啓発活動にも力を注ぎたいと考えています。

一級彫刻技能士とは


印章彫刻技能士とは、印章の制作に必要な知識と技術を有することを証明する国家資格であり、特に一級は7年以上の技術向上の努力が必要な難関資格です。全国で約100名がこの資格を持つとされ、非常に限られた存在です。

はんこ職人を目指す方へ


「鎌倉はんこ」は、印章彫刻に興味を持つ方々に向けて、資格取得の支援や体験記なども提供しています。興味のある方は、ぜひ彼らの公式ウェブサイトを訪れて、詳細をチェックしてみてください。

今後も「鎌倉はんこ」が伝える日本の伝統文化が世界に広がることを願っています。


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