Zoffが中高生の目を守る新たな取り組みを開始!
メガネブランド「Zoff」は、強い日差しと紫外線から中高生の目を守るための新しい試みをスタートしました。特にこの取り組みは、2025年7月から東京都内の女子聖学院中学校高等学校と連携し、校内で自然にサングラスを着用することを目指しています。
紫外線対策が必要な理由
近年、地球環境の変化に伴って、私たちが浴びる紫外線の量が減少することなく増加している現実があります。この問題は、若者たちの目に悪影響を及ぼす可能性が高くなっています。世界保健機関(WHO)によると、生涯で浴びる紫外線の半分以上は、18歳になるまでに受けるというデータがあります。
しかし、日本においては日焼け止めや日傘などの紫外線対策は広まっていても、目を守るためのサングラスはまだ十分に浸透していないのが現状です。学校生活においても、サングラスを掛ける習慣は2割程度にとどまっています。そこで、Zoffは全国の小中学校で“目の健康”についての出張授業を行いながら、紫外線対策の重要性を伝えています。
生徒に寄り添ったサングラス選び
この取り組みの一環として、Zoffと女子聖学院中学校高等学校が協力し、生徒たちが自ら学校生活に適したサングラスを選ぶ体験を実施しました。53名の生徒が、紫外線の危険性についての専門的な知識を学び、50種類のフレームから選んだ薄色レンズや細身のデザインのサングラスを試着しています。
生徒の声として、「夏の服に合うと思ってこのデザインにしました」「ピンクのレンズが肌に合うし、かけ心地もいいです」といった意見が寄せられています。サングラスは実用性だけでなく、ファッション性も取り入れられるよう工夫されており、結果的に7つのデザインがモニター用として選ばれました。
試験的な着用と評価
希望者90名にサングラスを提供し、夏休み中に日常生活での使用を通して効果を検証します。Zoffは、この結果を元に、2026年には「学校指定サングラス」の導入を見込んでいます。これにより、日常的に紫外線対策を行いつつ、生徒自身が自分に合ったフレームやレンズを選ぶことで、健康的なライフスタイルを提案します。
教育現場と連携した意義
女子聖学院の岡村直樹先生は、今回の取り組みが生徒たち自らが健康の重要性に気づく機会になると話しています。生徒たちは、紫外線が目に及ぼす影響を学ぶことで、自己の健康を主体的に考える力を育んでいくことが期待されています。
また、藤田医科大学の山本直樹教授も、高校生のうちからのサングラス活用が将来的な目の健康を守るために有意義だと提唱しています。
Zoffの「目を守る文化」の構築
Zoffは、サングラスに対するネガティブな印象を払拭し、若者たちに紫外線対策の重要性を伝えています。「めのため、未来のため。」というスローガンのもと、変化する社会環境の中で、教育現場と生徒、保護者が共に手を取り合い、日常生活に根づく紫外線対策の文化を築いていく姿勢を持っています。
このように、従来の校則や慣習を尊重しながらも、日常生活にサングラスを取り入れる新たな常識を一緒に築いていくことを目指しているのです。学校関係者の方は、ぜひこの取り組みに関心を寄せてみてはいかがでしょうか。強い日差しから生徒の目を守る取り組みについて興味がある方は、Zoff広報にお問合せください。