ピアジェがバルセロナで華やかなハイジュエリー展を展開

ピアジェのハイジュエリー展「シェイプオブエクストラレガンザ」

9月、バルセロナで開催されたピアジェのハイジュエリーエキシビジョン「シェイプオブエクストラレガンザ」は、メゾンの根底にある大胆で遊び心に満ちたエレガンスを紹介しました。この展示は、昨年の「エッセンスオブエクストラレガンザ」の続編で、1960年代から70年代にかけてのピアジェの創造性に光を当てる3部作の第2章となります。

このエキシビジョンでは、ピアジェのアートやアーティストとの強いつながりが浮き彫りとなり、サルバドール・ダリやアンディ・ウォーホルなど著名な人物とのコラボレーションに敬意を表しています。特に、イヴ・ピアジェとそのアーティストたちとの交友から生まれたコラボレーションが、ジュエリーの新たな可能性を引き出し、現代アートとデザインの境界を広げました。

ピアジェの創造性を再考

ピアジェは創業1874年から続く傑出したクリエイティヴィティが魅力のひとつであり、華やかな時計とジュエリーにそれが表現されています。特に、薄型ムーブメントの技術革新は、メゾンにとって画期的な出来事となり、数々の名作が生まれました。また、ピアジェは色とりどりの宝石を使用し、ユニークなデザインを創出することで、多くのファンを魅了してきました。

展覧会の目玉は、#G37T4300「カイレドスコープライト」ネックレスや、#G0C50726「エンドレスモーション」テーブルクロックなど、信じられないほどの美しさを誇るハイジュエリーです。これらの作品は、ピアジェが追求する芸術的価値や卓越したクラフツマンシップを体現しています。

華やかなガラディナー

展示の最終日には、バルセロナ郊外に建つ彫刻家ハビエル・コルベロの自邸を舞台に、豪華なガラディナーが開催されました。ここには、ピアジェのフェイス・オブ・メゾンであるエラ・リチャーズや、グローバルアンバサダーのチョン・ジヒョン、イ・ジュノなど、豪華な顔ぶれが揃い、ハイジュエリーコレクションの発表を祝いました。ゲストたちはピアジェの美しいジュエリーを身にまとい、特別な夜を楽しみました。

現代アートとの融合

「シェイプオブエクストラレガンザ」は、現代のアートシーンにも影響を与え、新たなジュエリーデザインとしての地位を築いています。ピアジェのクリエイティブチームは、過去の作品からインスパイアを受けつつ、革新を重ねることで、驚きと感動を呼び起こす作品を生み出しています。アヴァンギャルドな視点で、常に新たな挑戦をし続ける姿勢は、多くの人からの共感を得ています。

このように、ピアジェのイベントは単なる展示にとどまらず、芸術、デザイン、そして歴史を結ぶ一大イベントとなっています。ハイジュエリーの魅力に触れ、自らのスタイルを見直すきっかけにもなるこの展覧会は、多くの来場者にとって心に残るものでした。