環境にも優しい!LEOCが社員食堂でサステナブル野菜を導入
株式会社LEOCは、2025年1月27日と28日の2日間、IHIグループが推進する循環型生産システム「アクアポニックス」で育てたサステナブル野菜を使用した特別メニューを、ある社員食堂で試験導入しました。これにより、環境にも配慮した持続可能な食体験を提供する機会を得ました。
IHIグループとの連携の背景
LEOCは、福島県相馬市に位置する「そうまIHIグリーンエネルギーセンター」と提携し、再生可能エネルギーの使用や水素の活用に関する実証研究を進めています。この取り組みの一環として、アクアポニックス方式による植物栽培が行われており、そこで育てられたリーフレタスがLEOCに提供されました。
LEOCは全国で3,000以上の食堂を運営しており、持続可能な社会の形成に向けて「2030年までに毎日100万食の心身を満たす食体験を提供する」という目標を掲げています。その達成に向けて、サステナブル野菜の導入を急務としました。
アクアポニックスとは?
アクアポニックスは、水耕栽培と水産養殖を融合させた循環型の生産システムです。魚からの排せつ物がバクテリアによって分解され、その栄養素を植物が吸収する仕組みです。これにより、水は浄化され、再び魚の飼育池に戻ります。このプロセスは資源を有効に活用し、環境負荷を大幅に軽減することができます。
食体験とお客様の声
試験導入された社員食堂で提供されたリーフレタスについて、47名のお客様からのアンケート結果が寄せられました。多くの方々から、「柔らかくて美味しい」という嬉しいコメントがあり、さらに約90%の方がサステナブル野菜の今後の提供を期待しているとの回答がありました。この結果は、彼らの日常の食生活においても持続可能性を意識し始めていることを示しています。
LEOCの使命と展望
LEOCは「お客様に喜びと感動を、パートナーに成長と幸福を、社会に貢献する」という理念のもと、心身の健康を創造し続けています。サステナブルな食の提供は、ただ美味しさを追求するだけでなく、日々の生活をより良くする手段でもあります。これからもLEOCは、社員食堂でのサステナブルな取り組みを強化し、地域社会に貢献する食のリーディングカンパニーを目指していくでしょう。
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このサステナブル野菜の導入は、単なる社員食堂のメニュー変更に留まらず、環境問題に対する一つの解決策として注目を集めています。今後、さらなる展開が期待されるこの取り組みに、私たちも目を離せません。