紀州おどり「ぶんだら節」の魅力に迫る
和歌山の夏の風物詩、紀州おどり「ぶんだら節」が、令和7年の8月2日(土)に和歌山市で開催されます。今年のテーマは「架け橋~未来への道~」。地域の人々が結びつくこの祭りは、一昨年から始まった「連(ren)~縁(つながり)の再生」のコンセプトに基づき、祭りをより多くの人々に楽しんでいただくための取り組みが進められています。
「ぶんだら節」ってどんな祭り?
紀州おどり「ぶんだら節」は、和歌山の文化を象徴する地域密着型の祭りです。今年の参加連は71団体と、なんと17年ぶりに70連を超えています。これまでに多くの地域の方々が参加してきましたが、初出場の団体も多数含まれており、その構成はとても多様です。特に、飛び入り連や輪踊りは、子どもから大人、さらには観光客や外国人も参加できるため、誰でも楽しめる雰囲気が魅力です。
前夜祭で盛り上がろう
祭りの前夜には、和歌山城周辺で前夜祭が行われ、参加者がぶんだら気分を味わうことができます。8月1日(金)の17時30分から21時00分まで、けやき大通りでは提灯が点灯し、西の丸広場では紀州おどり保存会の先生方による踊りの指導が行われます。輪踊りやキッチンカーの美味しい食べ物もそろい、夜の街を盛り上げてくれます。
未来への取り組み
今年のテーマ「架け橋~未来への道~」は、若い世代に対してこの伝統ある祭りを引き継いでいくための重要なメッセージが込められています。市民祭りの発展には、次世代がこのお祭りや踊りの楽しさを知り、参加することが肝要です。そのため、学校キャラバンが実施され、小学生にぶんだら節の踊りを指導しています。今年も特別大使には「わんだーらんど」が選ばれ、地域の子どもたちとのふれあいを通じて、より多くの参加者を募る活動が行われています。
新たなつながりを大切に
紀州おどり「ぶんだら節」はただの祭りではなく、人と人とのつながりを育む大切な場です。今年も一期一会の出会いを大切に、来場者同士の交流が促進されることを期待しています。地元の方と親しみを持ちながら、新しい友達を作るチャンスですので、お時間がある方はぜひお越しになってみてください。
祭りの詳細
- - 日時: 2023年8月2日(土)17時30分〜21時20分
- - 場所: 和歌山城周辺
※荒天は中止、小雨決行(当日14時に判断)
※交通規制:16時〜22時
紀州おどり「ぶんだら節」は、地域と人々の絆を再生し、未来へつながる大切な祭りです。この機会に、ぜひその魅力を体感してください!