Diva Wisteriaが語る新曲『GIFT』の思いと「B-FAM」の未来
耳に残る低音のボイスと絶妙なフロウを駆使する若手ラッパー、Diva Wisteria(ディバ ウィステリア)。愛媛県出身で2003年に生まれた彼は、ヒップホップシーンで急成長を遂げています。4月9日には新曲「GIFT」をリリースし、その想いや背景について語ってくれました。
「GIFT」に込めた思い
Diva Wisteriaは「GIFT」と題された最新曲に、自身がこれまでに受け取った様々なものへの感謝の気持ちを込めています。彼は多くの人から物やアドバイスを受けてきたと振り返り、次は自分が何かを返す番だと感じて、楽曲を制作したといいます。「物だけでなく、地元の人々からのサポートが大きかった」と語る彼の言葉には、感謝の念が溢れています。
グローバルな視点とヒップホップクルー「B-FAM」の結成秘話
「GIFT」の中には、「JPNから繋ぐバトン」や「それまでには行きたいLondon」といった印象的なリリックがあります。これは彼が所属するヒップホップクルー「B-FAM」が世界的に活動を目指すビジョンから来ているそうです。Diva Wisteriaは特にUKの音楽に強い思い入れがあり、いつかロンドンに行ってみたいと胸に秘めています。彼がクルーを結成したのは、昨年8月、NSW yoonという韓国のラッパーと出会ったことがきっかけです。彼らは一緒に楽曲を制作しながら、クリエイティブなことを一緒にやろうという思いから「B-FAM」を結成することになりました。このグループは、兄弟のような絆を持つ5人のメンバーで構成されています。
音楽制作とコミュニケーションの工夫
Diva Wisteriaは、楽曲をクリエイトする際に特定のビートに強いこだわりを持っています。「耳に残る音」の重要性を強く感じており、そのために毎回少しずつ異なるビートを選定すると言います。特にライブでの盛り上がりを意識して制作に臨んでいます。
「B-FAM」内では、言語の壁を超えたコミュニケーションが行われています。Diva Wisteriaは、英語にも韓国語にも自信がありませんが、バイブスを通じた意思の疎通を大切にしています。翻訳アプリを活用しながらも、ユニークなやり取りが生まれ、互いに刺激を与えながら楽曲を作り上げていると語ります。
音楽の多様性と未来のビジョン
Diva Wisteriaの楽曲には、民族音楽のサンプリングや和楽器の使用など多様なアプローチが見られます。彼にとって、音楽は国や言語を超えて共通のものであると確信しています。音楽のセンスがあれば、言語を超えた共感を得られると主張します。ミュージシャンとしてのさらなる成長を追求し、特に国際的なアーティストとのコラボレーションを目指しています。
彼は2025年の目標を「ロンドンに行き、現地のアーティストと一緒に制作を行うこと」と語り、将来的にはB-FAMをもっと大きな舞台に立たせたいとも計画しています。地元四国への思いも強く、世界に向けてその魅力を発信していきたいと意気込みを語りました。
Diva Wisteriaのプロフィール
Diva Wisteriaは、唯一無二のラップスタイルで、音楽シーンにおける鮮やかな存在感を放っています。2022年にリリースした1stシングル『Jaeger』では、ユニークなサンプルを用いた印象的な作品を発表しました。彼の今後の展開に注目が集まります。
SNSでの最新情報
Diva Wisteriaの最新情報は、Instagram(
@diva_wisteria)や楽曲配信サービスでチェックできます。彼の音楽活動と未来に期待が高まります。