別府の新しい癒しスポット「パンとエスプレッソと別府館」
大分県別府市に、特別なベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと別府館」が2025年11月11日(火)にオープンします。これは、東京の表参道を本拠に持つ株式会社日と々とが、HISと連携して展開する「47都道府県ご当地パンエス」プロジェクトの一環です。この新店舗では、別府の地域に根ざした食文化や伝統が感じられる空間が広がります。
伝統工芸が息づく空間デザイン
「パンとエスプレッソと別府館」は、別府でかつて人気を博した洋菓子店をリノベーションして誕生しました。特筆すべきは、かの地の伝統工芸である竹細工をモチーフにした照明など、地域に密着したデザインが施されている点です。温泉の湯けむりに包まれながら、すっきりとしたモダンな空間で、パンとコーヒーと共に贅沢なひと時をお楽しみいただけます。
竹細工作品の魅力
この空間のデザインを手掛けたのは、竹工芸作家の大橋重臣さんです。彼は、別府竹工芸訓練センターで技術を学び、独立後も生活道具からアート作品までさまざまな竹細工を手がけています。彼の作品「湧氣(ゆうき)」は、竹と光が調和しながら自然の美しさを表現した素晴らしい作品です。竹の編み目から立ち上る光が、別府という土地とその人々の「氣」を象徴しています。
限定メニューの数々
「パンとエスプレッソと別府館」では、食文化を反映した限定メニューが豊富に揃います。一番の名物は、バターがたっぷり含まれた食パン「ムー」です。こちらは、耳までやわらかい食感を楽しむことができます。
さらに、大分の特産であるカボスを使ったメニューも多数ラインナップ。中でも注目なのが、別府館開幕限定の「ご当地MINIムーアソート」です。こちらは、通常より小さめの「ムー」が3種類詰め合わせられた特別なボックス。台湾とのコラボパッケージも見逃せません。
カボスを使った厳選のメニュー
- - カボスムー: 大分県産カボスのピールを練り込んだ生地が、ほのかに爽やかな香りと甘みを引き立てます。
- - ぎょろっけパニーニ: 地元の白身魚を使ったコロッケを、自家製のパニーニでサンドし、ボリューム感と味わいをお楽しみいただけます。
また、カボスを使用した特製ドリンクも用意されています。果実の酸味を生かした「カボスカッシュ」、ほろ苦いエスプレッソとカボスの爽やかさが融合した「エスプレッソカボスカッシュ」、そして自然な甘みとはちみつのブレンドによる「カボスネード」など、どれも癒しの時間にぴったりです。
温泉街散策の新定番
「パンとエスプレッソと別府館」は、大分県別府市西野口町2956-1に位置し、8:00から18:00まで営業しています(フードL.O. 17:00、ドリンクL.O. 17:30)。日曜日は定休日で、気軽に訪れることができます。
この新しいカフェは、地域の魅力を伝えるだけでなく、温泉街での新たな癒しの定番として、多くの人々に愛されることでしょう。ぜひ、大分の風味を楽しみに訪れてみてください。
【公式Instagram】
@bread.espresso.and.beppukan