カゴメ株式会社が健康経営優良法人2025に認定
愛知県名古屋市に本社を置くカゴメ株式会社は、2025年度の「健康経営優良法人(大規模法人部門 ホワイト500)」に認定されたことを発表しました。この評価は、企業の健康経営に対する取り組みの一環として高く評価されたものです。
この「健康経営優良法人認定制度」とは、地域の健康課題に応じた活動や、日本健康会議が推進する健康増進プログラムに基づき、特に優れた健康経営を実践している企業を顕彰するものです。これにより、企業は従業員の健康管理を戦略的に考慮しているという社会的評価を受けやすくなっています。
カゴメの健康経営への取り組み
カゴメは飲食業界において、消費者と従業員の健康を同時に考慮する企業としての責任を果たすため、日々の業務において健康管理を重視しています。
つまり、従業員が心身ともに健康であることは、企業全体のパフォーマンス向上にもつながると考えているのです。
野菜摂取を楽しく競うプログラム
カゴメでは、従業員の健康を推進するため、野菜摂取量を楽しみながら競い合うイベント「野菜をとろう、私たちも選手権」を開催しています。この取り組みでは、野菜の摂取量を測定する機器「ベジチェック」を各事業所に設置しており、チームごとの摂取量を競い合います。
このプログラムを通じて、従業員が自らの食生活を見直し、健康的な食習慣を身につけることを目指しています。
働く女性の健康推進
カゴメは、2040年までに各職位の女性比率を50%にするという目標を掲げています。特に健康経営においては、働く女性の健康を大切に考えており、セミナーを開催して知識の向上を図っています。
2024年には「更年期」をテーマにした社内セミナーを実施し、参加者の中には多くの男性も含まれていました。これにより、性別を超えた健康に関する理解が広がっています。
未来に向けた健康経営の推進
カゴメ株式会社は、今後も「健康経営優良法人認定制度」の理念に基づき、従業員の健康と働きがいを向上させるための施策を推進していきます。
その結果、従業員だけでなく、お客様の健康にも寄与できるようなサービスや商品を提供していくことを目指しています。
このように、カゴメは企業の枠を超えた健康社会の実現に向けて、一歩ずつ着実に進んでいます。私たち一人ひとりも健康について意識し、日々の生活を見直すことが大切です。