設立100周年を迎えるアース製薬の歩みと新たな取り組み
2025年8月26日、アース製薬株式会社は設立100周年を迎えます。創業からの歴史を振り返るとともに、地域との密な関係を育むイベントが数々企画されています。アース製薬は、1925年に家庭薬の製造・販売を開始し、人々の日常に寄り添った製品を提供してきました。特にその経営理念は「生命と暮らしに寄り添い、地球との共生を実現する」というものであり、これを基に安心・快適・健康をもたらす製品開発に努めています。
周年イベントの詳細
名古屋市に本社を置くアース製薬は、設立100周年を祝うために様々な取り組みを進めています。第1弾として、発祥の地である兵庫県赤穂市との連携によるアクションが行われ、鉄道駅の駅名標に「忠臣蔵のふるさと アース製薬発祥の地」や「北前船寄港地 アース製薬坂越工場前」というフレーズが追加されました。この取り組みは、地域の歴史と文化を尊重し、地域貢献の姿勢を示す重要な一歩です。
第2弾として、アース製薬のロングセラー製品をテーマにしたデザインマンホールが赤穂市内に設置されます。これは市民にとって、アース製薬を身近に感じられる貴重な機会となるでしょう。全5種類のデザインマンホールは、製品のモチーフが描かれたユニークなデザインとなっており、訪れる人々を楽しませるだけでなく、街の活性化にも寄与することを目的としています。具体的な設置場所は、坂越駅や播州赤穂駅南口などで確認できます。
感謝を込めた姿勢と未来のビジョン
アース製薬の代表取締役社長、川端克宜氏は、「この100年間、多くの人々に支えられたおかげでここまで来ることができました」と述べ、感謝の意を示しました。彼はまた、今後の社会がより多様化し、衛生や健康、環境問題など複雑な課題に直面する中で、企業の進化の機会として捉えていると強調しました。
企業の成長が社会課題の解決に繋がるよう、アース製薬はこれからも挑戦を続けていくことでしょう。100周年を機に、改めて「命と暮らしに寄り添う存在」であり続けることを誓っています。
デジタルスタンプラリー
さらに、100周年を記念した特別なデジタルスタンプラリーも実施されます。このイベントは2025年8月26日から12月28日まで行われ、参加者が設置されたデザインマンホールの位置を確認し、専用アプリを使ってデータを取得することで、アース製薬の製品をプレゼントするというものです。詳しい情報は、公式ウェブサイトでチェックできます。
懐かしいお品や新しい出会いが待っている今回の企画は、アース製薬にとっても、地域の方々にとっても特別な意味を持つものです。これからもアース製薬とのつながりを大切にしていきましょう。