SHAUNが新たな音楽の旅に出る
全世界で18億回以上のストリーミング実績を誇る韓国のアーティストSHAUN(ショーン)が、新曲『点線面(Pixels)』を2025年5月22日(木)の18時にリリースします。この楽曲は、今夏リリース予定のEPに先駆けて発表された先行シングルであり、彼の音楽スタイルに新たな風を吹き込む一曲。これまでのエレクトロニックやポップジャンルから、J-POPの影響を受けたバンドサウンドへの転換を果たしています。
SHAUNは2018年に、初のEP『TAKE』をリリースし、特に収録曲の『Way Back Home』が大ヒット。韓国の音楽チャートで1位を獲得し、YouTubeでも1億回以上の再生を記録するなど、瞬く間にグローバルアーティストとしての地位を確立しました。その後も『An-nyeong(안녕)』や『36.5』など、多くの楽曲を通じて、音楽界での存在感を強めています。特に最近のコラボレーションでは、海外アーティストたちとの共演が話題を呼び、彼の大衆性と国際的な感覚を実証しています。
新曲『点線面(Pixels)』の特徴
『点線面(Pixels)』は、特に注目すべき作品です。この曲は、人気ゲーム『マインクラフト』から着想を得ており、歌詞には「立方体だらけの、不可能など存在しない世界」「目の前に広がる無限の点と線と面」といったゲームの独特な世界観が反映されています。SHAUNの日本文化への愛情が溢れる楽曲は、J-POP的な要素を巧みに取り入れており、より幅広いリスナーにアピールする要素となっています。
また、リリースと共に公開予定のリリックビデオも、ゲーム的でスタイリッシュな映像演出が施され、視覚的にも楽しめる仕上がりとなっています。このシングルは、SHAUNの昨今の音楽的進化への前触れでもあります。
変わりゆく音楽キャリア
SHAUNにとって何が特異かと言えば、彼が独立アーティストとして名乗る初のプロジェクトである点です。これまで所属していたマネジメントを離れ、自らの音楽を追求する独立したミュージシャンとしての姿勢が明確になりつつあります。過去にはインディーズバンド「The Koxx」のメンバーとしても活動し、多様な経験を積んでいます。今では、シンセサイザーを使い自ら楽曲を作り上げるクリエイターとしての顔も持っています。
そして、この新曲は彼の音楽活動の新しい章の始まりを象徴しています。SHAUNは、個人ストリーミングプラットフォーム「CHZZK」(チジジク)でファンとの交流を深めつつ、公式番組『ルクサムの聴いてみる?MUZZK』にも出演し、自身の思いを語る場を設けています。その姿勢は、アーティストとしての成長を感じさせるものです。
まとめ
『点線面(Pixels)』は、SHAUNの音楽活動が新たなステージへと向かうきっかけとなる楽曲です。彼のスタイルの変化は、今夏にリリースされるEPを通じて、さらに明確化されることでしょう。音楽を越え、ストーリーとして展開される彼の進化は、聞く人々に深い感動を与え、熱い支持を受けていることは間違いありません。SHAUNから目が離せないこの夏、音楽の旅が幕を開けます。