名女優・原節子の魅力を再発見!神保町シアター特集上映
映画ファンにとって特別な存在である原節子。彼女が「演技者」としての側面を再評価する特集上映が、神保町シアターで行われます。この特別企画は、没後10年を迎える今年に実現しました。昭和の日本映画の宝庫とも言われるこの名画座で、原節子の多彩な演技を堪能できる貴重な機会が訪れます。
この特集上映では、原節子が出演した監督の異なる16作品が上映されます。小津安二郎監督作のミューズとして知られる彼女は、時代を超えて支持を受けている不世出の女優です。彼女が演じたキャラクターや、その表現の幅広さを感じることができる機会をお見逃しなく!
特集上映の詳細
- - 日時: 2025年3月8日(土) ~ 4月4日(金)
- - 会場: 神保町シアター (東京都千代田区神田神保町1-23)
- - 入場料金: 一般1400円、シニア1200円、学生1000円
- - 休館日: 3月18日(火)は設備点検のため休館
【上映作品の一例】
- - 河内山宗俊(1936年)
- - 青い山脈(1949年)
- - お嬢さん乾杯(1949年)
- - 麥秋(1951年)
- - 白痴(1951年)
- - 山の音(1954年)
- - 女であること(1958年)
名作を彩った彼女の演技は、文芸作品からコメディに至るまで多岐にわたります。各作品において、原節子が見せるさまざまな顔をご堪能いただけます。フィルム上映であればこその臨場感あふれる映像美や、彼女の表情の変化をじっくりと感じながら、70年以上前の日本映画の輝きに触れることができるでしょう。
原節子と映画界
原節子は、昭和を代表する女優の一人です。彼女の存在は、日本映画界において特別な位置を占めています。戦後日本の映画が、いかに彼女の才能によって彩られてきたかは、これまで上映されてきたさまざまな作品群からも明らかです。小津安二郎監督の映画における彼女の存在感は、今もなお多くの映画ファンに愛されています。
特集上映では、名監督たちとのコラボレーションを通じて、原節子がどのように映画の中で生き、表現してきたのかを再確認することができます。彼女が示した女優としての多様性や、各作品における独自の魅力を深く味わえる機会です。
観覧のすすめ
この特集上映は、原節子のような時代を駆け抜けた女優の偉大さを感じる瞬間です。映画ファンや昭和の映画に興味がある方には、ぜひとも訪れていただきたいと思います。映画は、その時代の文化や思考を映し出すものです。彼女の作品を通じて、昭和の日本の情景や人々の心に触れてみてください。
神保町シアターでの特集上映は、彼女の映画で溢れる特別な時間を提供します。この機会に、ぜひスクリーンの前で彼女の魅力を再発見してみましょう。時を超えて、今もなお輝く原節子の世界を、心ゆくまでお楽しみください。