日本橋三越本店の魅力的な食体験
3月5日から18日まで、日本橋三越本店で開催される「想像をはるかに超える在来種特集」。このイベントでは、日本各地で育まれてきた貴重な在来種の食材を用いた限定商品が登場します。特に注目したいのは、熱海のだいだいと、各地方で育てられている在来種の豆です。日本の豊かな食文化を再発見する絶好の機会です。
在来種とは?
在来種とは、長い歴史の中である地域で育てられ続けてきた作物を指します。これらの食材には独自の個性があり、特に味や香り、食感には他にはない魅力が詰まっています。食材の持つ本来の味を追求することこそが、食文化の根幹を成すものとされています。
注目の「熱海だいだい」
今回の特集で特に目が離せないのが、熱海のだいだいです。この柑橘類は、古くから鏡餅の飾りとして用いられ、冬に成熟し、春には青く戻るという特性があります。この「回青の性質」が縁起物とされるのですが、最近ではその香りや味わいの良さが注目され、食用としても人気が高まっています。特に、シトライカンパニーの岡野谷伸一郎さんが手がけただいだいを用いたオリジナル商品は見逃せません。
セレクションの中身
濃厚なミルクプリンと、だいだいの香りを感じさせるゼリーが層を成す、贅沢なスイーツです。
- - だいだいと紅甘夏のパウンドケイク(ホテルズプログレス)
ジューシーなだいだいジュレと甘夏がふんだんに使われた、しっとりとしたケーキです。
- - だいだいとタンドリーチキンのカレー(NIRVANA)
焼きだいだいをマッチングさせた本格的なカレーは、エキゾチックな味わいで新しい体験を提供します。
大人の味わい、山椒とだいだいが融合した贅沢なチョコレートクレープは必食。
- - 鶏手羽元のだいだいマーマレード焼き(なだ万厨房)
コクと爽やかさが織りなす焼き鳥は、ビールとの相性も抜群。
日本の魅力的な在来豆
もう一つの注目は、さまざまな地方で育まれている在来豆です。これらの豆は、味噌や醤油、総菜やスイーツと多岐にわたって活用されており、その旨みや風味は多くの料理人に評価されています。特に日本橋三越本店では、豆問屋「べにや長谷川商店」の豆を使った新しいデリやスイーツもラインアップ。
豆が使われたメニュー
滋味深い豆のグラタンは、誰でも楽しめる優しい味。
赤えんどうと紫花豆がトッピングされた、こだわりのわっぱ寿司。
フルーティなタルトには、甘さの中に豆の食感が楽しめます。
このイベントは、食を通じて私たちに新しい発見を提供する素晴らしいチャンスです。いずれのメニューも楽しむことで、日本の在来種の可能性を感じ、ぜひ味わってみてください。日本橋三越本店で、皆さまをお待ちしています。